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防災やキャンプ、車中泊に備えて、ポータブル電源を1台そろえたい。そう考えたとき、容量1,000Whクラスはちょうど真ん中の選択肢です。家電も動かせて、持ち運べないほど大きくもありません。
今回は、このクラスで話題の2台を比べます。DJIのPower 1000 Miniと、EcoFlowのDELTA 3 1000 Airです。初心者向けに、容量あたりの価格、出力、寿命、重さの4点を中心に見ていきます。
情報
この記事の結論
- 発売時期: DJI Power 1000 Miniは2026年2月、EcoFlow DELTA 3 1000 Airは2025年11月
- まず1台ならDJI。価格・出力・充電速度・寿命で有利
- 車中泊で積み下ろしが多い人や走行充電を使いたい人はEcoFlow
- 価格帯: メーカー価格で5万円台(DJI)と8万円台(EcoFlow)
2台の要点を表で確認

画像出典:DJI 公式サイト
DJIの価格は公式ストアの通常価格(税込、記事作成時点)、EcoFlowは希望小売価格(税込)です。
| 項目 | DJI Power 1000 Mini | EcoFlow DELTA 3 1000 Air |
|---|---|---|
| 価格(税込) | 56,210円 | 87,700円 |
| 容量 | 1,008Wh | 960Wh |
| 電池 | LFP | LFP |
| 重量 | 約11.5kg | 約10kg |
| 出力 | 連続800W | 定格500W |
| AC出力口 | 4口 | 1口 |

画像出典:EcoFlow 公式サイト
容量あたりの価格
1Whあたりの価格を計算すると、DJIは56,210円÷1,008Whで約55.8円です。EcoFlowは87,700円÷960Whで約91.4円になります。
同じ1,000Whクラスでも、1Whあたりでは約35円の差です。容量はDJIのほうが48Wh多いので、価格と容量の両方でDJIが有利になります。
ただし、EcoFlowの87,700円は希望小売価格です。最新の価格は公式ストアやAmazonで確認してください。
出力と動かせる家電
DJIのAC出力は最大1,000Wで、連続では800Wです。バイパス時は1,440Wまで対応し、日本向けはACコンセントが4口あります。
EcoFlowの定格出力は500Wで、サージ時に1,000Wです。X-Boostを使うと最大800Wの家電に対応します。ただし電圧を下げて動かすため、家電の性能は落ちます。
電気ケトルやドライヤーのような熱を出す家電を考えるなら、連続800WのDJIが安心です。スマホやノートPC、小型の扇風機が中心なら、どちらも十分に使えます。
DJIにはUSB-Cが2系統(各最大100W)あり、USB-Aも2口あります。EcoFlowの出力は、まずAC1口を前提に考えるとわかりやすいです。
電池の寿命
どちらも、リン酸鉄リチウムイオン電池(LFP)を採用しています。LFPは繰り返しの充電に強いのが特長です。
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DJIは、4,000サイクル後も容量の80%以上を維持するとしています。EcoFlowは、3,000回で約70%と案内しています。
測定条件はメーカーごとに違うので、あくまで目安です。それでも数字の上では、DJIのほうが長持ちする見込みです。防災用に何年も置いておく人には、うれしいポイントです。
重さと置きやすさ
重量はDJIが約11.5kg、EcoFlowが約10kgです。1kgあたりの容量にすると、DJIは約88Wh、EcoFlowは96Whになります。
EcoFlowは、1,000Whクラスで世界最小・最軽量とうたっています(自社調べ、2025年8月時点)。同容量帯の従来製品から、体積比で約30%小型化したそうです。
でっぱりのないフラットなデザインで、横置きもできます。一体型ハンドルもあるので、車への積み下ろしが多い人には助かります。
DJIのサイズは314×212×216mmです。1.5kgほど重いですが、容量が大きく、出力口も多いので、重さとのバランスで考えたいところです。
充電の速さ
DJIはAC入力が最大1,000Wで、急速充電の最大800Wなら75分でフル充電できます。短時間で戻せるのは、災害時や旅先で心強いです。
EcoFlowはAC入力500Wで約2.7時間、ソーラー500Wで約2.5時間です。走行充電のAlternator Chargerなら、最短で約2.1時間かかります。シガーソケットは100Wです。
車で走りながら充電したい人には、走行充電の選択肢があるEcoFlowが向きます。
DJI Power 1000 Miniの向き・不向き
メリット
- 1Whあたり約55.8円で、容量あたりが安い
- 連続800Wで、AC4口
- 75分でフル充電、4,000回で80%以上
デメリット
- 約11.5kgで、EcoFlowより重い
EcoFlow DELTA 3 1000 Airの向き・不向き
メリット
- 約10kgと軽く、フラットで横置きできる
- 走行充電のAlternator Chargerを使える
デメリット
- 1Whあたり約91.4円で、割高
- 定格500W、AC1口のみ
DJI Power 1000 Mini と EcoFlow DELTA 3 1000 Air の比較
横にスクロールして比較できます →
| DJI Power 1000 Mini | EcoFlow DELTA 3 1000 Air | |
|---|---|---|
| メーカー | DJI | EcoFlow |
| 容量 (Wh) | 1,008 | 960 |
| バッテリー | LFP電池(リン酸鉄リチウムイオン) | リン酸鉄リチウムイオン |
| 充電サイクル | 4,000回後も80%以上を維持 | 3,000回で約70% |
| AC出力 | 最大1,000W(連続800W)、バイパス時1,440W | 定格500W(サージ1,000W、X-Boost 800W) |
| ACコンセント数 | 4(日本仕様) | 1 |
| USB-C | 100W×1+100W巻き取り式ケーブル×1 | 18W×1 |
| USB-A | 12W×2 | 12W×1 |
| SDC入力 | 最大400W | 非対応(ソーラー入力500W) |
| 充電方式 | AC/USB-C/SDC(ソーラー等) | AC/ソーラー/走行充電/シガーソケット |
| 急速充電 | AC最大800W入力で約75分 | Alternator Charger 500W入力で約2.1時間、AC 500Wで約2.7時間 |
| UPS/自動切替 | UPS対応(0.01秒) | 電源自動切替(0.02秒未満、UPSではない) |
| 本体サイズ | 314×212×216mm | 220×223×263mm |
| 重量 | 約11.5kg | 約10.0kg |
| 価格 | DJI公式ストア通常価格56,210円(税込) | 希望小売価格87,700円(税込) |
| 発売日 | 2026/02 | 2025/11/15 |
| 購入 |
※ 価格・仕様は変動する場合があります。購入前に各販売ページをご確認ください。
気になる点
DJIはAC出力が4口あって便利ですが、約11.5kgあります。階段や車の乗せ降ろしが多いと、少し負担に感じるかもしれません。
EcoFlowはAC出力が1口のみで、定格も500Wです。X-Boostで800Wの家電に対応しますが、性能は落ちます。
また、EcoFlowの電源自動切替は20ms未満で、公式はUPSではないと注記しています。DJIはUPS機能に対応し、切替は0.01秒です。
DJIの動作温度は-10℃から45℃です。屋外で使う予定なら、季節も確認しておくと安心です。
買う前チェック
- 動かしたい家電の消費電力は何Wか(DJIは連続800W、EcoFlowは定格500W)
- コンセントは何口必要か(DJIは4口、EcoFlowは1口)
- 持ち運ぶ頻度は高いか(DJI約11.5kg、EcoFlow約10kg)
- 車で走行充電をしたいか(EcoFlowはAlternator Chargerに対応)
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よくある質問
初心者が最初に買うならどちらですか?
容量あたりの価格、出力、充電速度、寿命が有利なDJI Power 1000 Miniが本命です。積み下ろしの多い人や走行充電を使いたい人は、EcoFlowが向きます。
電池の種類はどちらも同じですか?
どちらもリン酸鉄リチウムイオン電池(LFP)です。寿命の数字はメーカーごとに測定条件が違うため、目安として見てください。
EcoFlowの保証期間はどれくらいですか?
保証は2年です。耐雷サージ保護も備えています。
まとめ
ヒント
- 容量あたりの価格・出力・充電速度・寿命を重視するなら: DJI Power 1000 Mini
- 軽さ、小ささ、横置き、走行充電を重視するなら: EcoFlow DELTA 3 1000 Air
- まず1台なら、DJIを本命に考える
どちらも長く使えるLFP電池の1,000Whクラスです。使う場面を思い浮かべながら、重さと出力のどちらを優先するかで選べば、後悔しにくいはずです。


