片手で持てて、歩きながらでもなめらかな動画が撮れるDJIのポケットジンバルカメラ。Pocket 2から最新のOsmo Pocket 4Pまで、世代ごとにしっかり進化してきました。
ここでは4世代を一気に並べて、どこがどう変わったのか、そして今買うならどれが良いのかを整理していきます。
まずはスペックを一覧で
細かい話の前に、4機種をまとめて見てみましょう。
DJI Osmo Pocket 全世代スペック比較
| DJI Pocket 2 | DJI Osmo Pocket 3 | DJI Osmo Pocket 4 | DJI Osmo Pocket 4P | |
|---|---|---|---|---|
| メーカー | DJI | DJI | DJI | DJI |
| 型番 | DJI Pocket 2 | Osmo Pocket 3 | Osmo Pocket 4 | Osmo Pocket 4P |
| 画素数 | 6400万画素 | — | 約3700万画素 | 約3700万画素 |
| センサーサイズ | 1/1.7インチ CMOS | 1インチ CMOS | 1インチ CMOS | 広角1インチ / 中望遠1/1.28インチ(デュアルレンズ) |
| ISO | 100-6400(静止画16MP)/ 100-3200(64MP) | 50-6400(低照度50-16000) | 50-12800(低照度動画50-25600) | 広角100-25600 / 中望遠50-12800 |
| シャッタースピード | 8〜1/8000秒 | 1/8000〜1秒 | 1/8000〜4秒 | 1/16000〜4秒 |
| 手ブレ補正機構 | 3軸メカニカルジンバル | 3軸メカニカルジンバル | 3軸メカニカルジンバル | 3軸メカニカルジンバル |
| 動画記録画素数 | 4K(3840×2160) | 4K(3840×2160) | 4K(3840×2160) | 4K(3840×2160) |
| 最大フレームレート | 4K/60fps | 4K/120fps・1080p/240fps | 最大240fps(4Kスロー) | 最大240fps(4K/1080pスロー) |
| 動画ファイル形式 | MP4(H.264) | H.264 / HEVC(MP4) | MP4(HEVC) | MP4(HEVC) |
| 記録メディア | microSD(最大256GB) | microSD(最大1TB) | 内蔵107GB+microSD(最大1TB) | 内蔵103GB+microSD(最大1TB) |
| バッテリータイプ | 内蔵875mAh(約140分) | 内蔵1300mAh(約166分) | 内蔵1545mAh(約240分) | 内蔵1545mAh(約210分) |
| 本体サイズ | 124.7×38.1×30mm | 139.7×42.2×33.5mm | 144.2×44.4×33.5mm | 159.5×63.3×33.5mm |
| 重量 (g) | 117 | 179 | 190.5 | 230 |
| その他 | レンズ F1.8・20mm相当 | レンズ f/2.0・20mm相当 | レンズ f/2.0・20mm相当/内蔵ストレージ107GB | デュアルレンズ(広角f/2.0 20mm+中望遠f/1.8 60mm)/内蔵ストレージ103GB |
| 液晶モニタ | — | 2.0型タッチ(556×314・700ニト) | 2.0型タッチ(556×314・1000ニト) | 2.0型タッチ(556×314・1000ニト) |
| タッチパネル | — | あり | あり | あり |
| Wi-Fi | — | 802.11ac | Wi-Fi 6(802.11ax) | Wi-Fi 6(802.11ax) |
| Bluetooth | — | Bluetooth 5.2 | Bluetooth 5.4 | Bluetooth 5.4 |
| 購入 |
※ 価格・仕様は変動する場合があります。購入前に各販売ページをご確認ください。
世代ごとの進化ポイント
Pocket 2:コンパクトさが魅力の世代
DJI Pocket 2は、1/1.7インチセンサーに6400万画素という構成。117gと圧倒的に軽く、とにかく小さく持ち運びたい人に今でも刺さる一台です。
動画は4K/60fpsまで。最新世代と比べるとセンサーは小ぶりですが、その分の携帯性は随一です。
Osmo Pocket 3:1インチセンサーで一気に化けた
Pocket 3で大きく変わったのが、センサーが1インチに大型化したこと。暗所性能と画質がぐっと上がり、4K/120fpsのなめらかな動画も撮れるようになりました。
回転式の2インチ縦画面も使いやすく、Vlog機の定番として一気に人気を集めた世代です。
Osmo Pocket 4:解像感とスロー、内蔵ストレージが進化
Osmo Pocket 4は1インチを継承しつつ、約3700万画素へ高画素化。4K/240fpsのスーパースローに対応し、107GBの内蔵ストレージやWi-Fi 6など、使い勝手の部分もまとめて底上げされました。
Osmo Pocket 4P:デュアルレンズで望遠まで
最上位のOsmo Pocket 4Pは、広角1インチに加えて中望遠1/1.28インチのデュアルレンズを搭載。20mmの広角だけでなく60mm相当の寄りも撮れるようになり、表現の幅が一段広がりました。重量は230gと、シリーズでは一番ヘビー級です。
どれを選ぶ?
ヒント
・とにかく軽さ・安さ重視 → Pocket 2 ・画質と価格のバランス重視 → Osmo Pocket 3 ・最新の解像感・スロー・内蔵ストレージ → Osmo Pocket 4 ・広角も望遠も1台でこなしたい → Osmo Pocket 4P
ざっくり言うと、Pocket 2→3で「センサーの大型化」、3→4で「高画素・高速化」、4→4Pで「デュアルレンズ化」という流れで進化してきました。
自分の使い方に合わせて、必要な性能がどの世代から入っているかで選ぶのがおすすめです。動画中心でVlogをなめらかに撮りたいなら3以降、寄りの画も妥協したくないなら4Pが有力候補になります。
まとめ
DJIのポケットジンバルは、世代ごとに「弱点をつぶしながら強みを足す」進化を続けてきました。
どれを選んでも片手でなめらかな動画が撮れる完成度はありますが、センサーサイズ・スロー・望遠の有無で体験はけっこう変わります。上の比較表を見ながら、自分に必要な性能を備えた世代を選んでみてください。


