日本時間9月10日木曜、午前2時に始まったAppleのイベント「Surprise and shine.」が終わりました。事前の噂どおり、初の折りたたみiPhoneが本当に発表されましたね。
しかも名前は噂されていた「iPhone Ultra」でも「iPhone Fold」でもなく「iPhone Duo」でした。この記事では発表された内容を確定情報だけでまとめて、事前記事で紹介した噂の答え合わせもしていきます。
情報
開催: 現地時間9月9日10:00(日本時間9月10日木曜午前2:00)、Apple Park Steve Jobs Theater。タグラインは「Surprise and shine.」。9月1日にCEOに就任したJohn Ternus氏、初の主要基調講演でした。
発表された製品一覧
まずはひとことでまとめておきます。日本価格はすべて税込です。
| 製品 | ひとこと | 日本価格(税込) | 発売日 |
|---|---|---|---|
| iPhone Duo | Apple初の折りたたみiPhone | 364,800円〜 | 10月23日 |
| iPhone 18 Pro | 可変絞りカメラを初搭載 | 219,800円〜 | 9月18日 |
| iPhone 18 Pro Max | 史上最大のバッテリー進化 | 239,800円〜 | 9月18日 |
| Apple Watch Series 12 | ヘルスセンシングを刷新 | 71,800円〜 | 9月18日 |
| Apple Watch Ultra 4 | 最速充電・最長バッテリー | 142,800円〜 | 9月18日 |
| AirPods 5 | 開放型なのにノイキャン対応 | 23,800円〜 | 9月18日 |
このほかiOS 27、iPadOS 27、macOS 27(コードネーム"Golden Gate")が9月14日に配信開始です。macOS 27はIntel Macに非対応になるので、古いMacを使っている人は要チェックですね。
Ternus新CEO、初の基調講演は「iPhoneこそがAIハブ」
今回いちばん印象的だったのは製品より進行だったかもしれません。Tim Cook氏(現Executive Chairman)からTernus新CEOへのバトンタッチ演出で幕を開けました。
Ternus氏はiPhoneを「intelligent personal hub」と位置づけ、常に持ち歩ける・オンデバイス処理とクラウドを両立できる・高品質カメラを持つ、といった条件を並べたうえで「iPhoneこそがその答えだ」と結論づけています。
他社のAIアプローチを「集めて保存するデータ」と評し、「Apple Intelligenceはできる限りデバイス上で動く」とも発言。プライバシー軸の差別化は今回も健在でした。
iPhone 18 Pro / iPhone 18 Pro Max 可変絞りカメラが本当に来た

チップはA20 Pro(TSMC 2nmプロセス)、GPUは6コアから7コアに増加。自社設計のセルラーモデム「C2」も初搭載です。
最大の目玉は48MPメインカメラの可変絞り(ƒ/1.48〜ƒ/4.0)。iPhone史上初のアパーチャーコントロールで、Pro/Pro Maxの両方に搭載されています。事前の噂では「Pro Max限定」という見方が優勢だったので、これはうれしい誤算でした。
Dynamic Islandもリデザイン、Live Activitiesを3件同時表示できるようになりました。バッテリーはPro Maxが前モデル比+6時間で「iPhone史上最大の進化」とApple自身が表現しています。
価格は256GBでPro 219,800円〜、Pro Max 239,800円〜。カラーはブラック、シルバー、グレイシャー、新色バーガンディの4色。予約は9月12日土曜21:00、発売は9月18日金曜です。
スペックや作例の詳細はiPhone 18 Pro / Pro Maxの単独記事でじっくり解説しています。
iPhone Duo 初の折りたたみiPhoneの名前は「iPhone Duo」でした

閉じた状態が5.4インチ、開くと7.6インチのSuper Retina XDRになる横開きタイプ。チタニウムフレームにミラーポリッシュ仕上げで、カラーはスターホワイトとナイトスカイの2色です。
Face IDは非搭載で、認証はサイドボタン一体のTouch ID。折りたたみ構造上、両面をカバーするセンサー搭載が難しいためと見られています。チップはiPhone 18 Proと同じA20 Proです。
価格は256GBで364,800円〜、最上位2TBは574,800円。iPhone 18 Proより14万円以上高い設定です。しかも予約開始は10月16日金曜21:00、発売は10月23日金曜と、Pro系より1ヶ月以上あとになります。事前の噂になかった重要な差分なので覚えておいてください。
製品単体の詳しいスペックはiPhone Duo発表記事、Samsungなど他社の折りたたみスマホとの比較は折りたたみスマホ比較記事でどうぞ。
Apple Watch Series 12 / Ultra 4 ヘルスセンシングが大幅刷新

デザインの大きな変更はありませんが、中身はしっかり進化。心拍数をバックグラウンドで5秒ごとに測定、HRVも5分ごとと大幅に高頻度化しました。負担から算出する「準備度(Readiness)」スコアも新登場です。
ケース素材はアルミニウム・チタニウムに加え、6年ぶりにセラミックが復活。チップはS11で両モデル共通です。
Ultra 4はバッテリー最大50時間(延長モードで45時間)、充電は15分で18時間分回復する最速仕様。Series 12は71,800円〜、Ultra 4は142,800円〜、どちらも予約は9月10日から、発売は9月18日です。
詳細スペックの比較はApple Watch Series 12 / Ultra 4の記事にまとめています。
AirPods 5とiOS 27 発売日だけ押さえておく
AirPods 5は無印ラインの刷新で、開放型としては業界最高クラスのノイズキャンセリングをうたっています。事前の噂は「ノイキャンあり/なしの2モデル」でしたが、実際は両方ともANC対応で、標準とワイヤレス充電ケースモデルの2構成でした。日本価格は23,800円〜、発売は9月18日です。
ソフトウェアはiOS 27、iPadOS 27、macOS 27が9月14日月曜に配信開始。Siri AIはテキスト入力や会話履歴の保持に対応しますが、日本語版は2026年内の提供予定です。
注意
発表の裏で、iPhone 16・17・17e・iPhone Airの既存モデルも価格改定されました。日本では2026年7月にも一度値上げがあったばかりで、今回が2回目です。詳しくはiPhone 17静かな値上げの記事にまとめています。
噂の答え合わせ
事前記事で確度つきにまとめていた噂が、実際どうだったかをチェックしていきます。
| 噂 | 結果 |
|---|---|
| iPhone 18 Pro/Pro Max+折りたたみの3機種構成 | 的中。無印18・18e・Air 2は未発表 |
| 折りたたみの名前は「iPhone Ultra」か「iPhone Fold」 | 外れ。正式名称は「iPhone Duo」 |
| Apple Watch Series 12 + Ultra 4 | 的中 |
| AirPods 5はノイキャンあり/なしの2モデル | 一部外れ。2モデル構成は的中、両方ANC搭載 |
| 可変絞り+6倍ズームはPro Max専用 | 外れ。可変絞りは両方に搭載 |
| A20 Proチップ・7コアGPU・自社C2モデム | 的中 |
| 折りたたみの日本価格は30万〜40万円台 | ほぼ的中。実際は364,800円〜 |
| 予約9月12日・発売9月18日 | 一部的中。iPhone Duoだけ10月16日予約・10月23日発売 |
| Ternus氏の初基調講演 | 的中 |
全体としては構成の方向性はほぼ的中。「Pro Max限定」系の予想と、iPhone Duoの発売時期がPro系と別だった点が大きなズレでした。
今回発表されなかったもの
- Mac全般(M6搭載のMacBook Pro、iMacなど)
- iPad(iPad miniなど)
- スマートホームハブ
- AirTag 2(今回のイベントとは無関係。2026年1月に発表済み)
- HomePod mini刷新
- Apple TV刷新
事前記事で「出るかどうか微妙」としていたホーム系製品は、今回もお預けという結果になりました。
予約・発売スケジュール(日本時間)
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発表イベント
Surprise and shine.配信開始。
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Watch Series 12/Ultra 4、AirPods 5 予約開始
イベント当日から予約受付。
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iPhone 18 Pro/Pro Max 予約開始
現地9/12(土) 5:00 AM PTと同時。
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iOS 27 / iPadOS 27 / macOS 27 配信開始
全世界同時配信。
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iPhone 18 Pro/Pro Max、Watch Series 12/Ultra 4、AirPods 5 発売
日本含む一次ローンチ国で発売。
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iPhone 18 Pro/Pro Max 追加20ヶ国・地域
二次ローンチ。
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iPhone Duo 予約開始
Pro系より1ヶ月以上あとの単独日程。
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iPhone Duo 発売
日本含む初回70ヶ国・地域。
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iPhone Duo 追加28ヶ国・地域
二次ローンチ。
まとめ どれが買い?
カメラを本気で使いたい人は?
iPhone 18 Pro/Pro Maxです。可変絞りは今世代いちばんの実用進化。バッテリー持ちも重視するならPro Maxがおすすめですね。
新しいもの好き・話題性重視の人は?
iPhone Duoです。ただし364,800円〜と高額で、発売もPro系より1ヶ月以上先。予算と時間に余裕がある人向けです。
健康管理を本気でやりたい人は?
Apple Watch Series 12かUltra 4です。心拍やHRVの測定頻度が大きく上がりました。アウトドア用途が多いならUltra 4のバッテリーが安心です。
今すぐ買い替えなくてもいい人は?
既存のiPhone 17シリーズなら急ぐ必要はありません。ただし同日に価格改定も入っているので、迷っているなら価格を先に確認しておくと安全です。
個人的には可変絞りカメラが両モデルに来たiPhone 18 Proが、いちばん「買い」感の強い発表でした。中の人おすすめです!
公式リンク
画像出典: Apple Newsroom(iPhone 18 Pro / iPhone 18 Pro Max)、Apple Newsroom(iPhone Duo)、Apple Newsroom(Apple Watch Series 12)


