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Keychron Orca echo はマウスいらずの分割キーボードになるか 価格と早割の締切とクラファンの注意点を解説

Keychron Orca echo はマウスいらずの分割キーボードになるか 価格と早割の締切とクラファンの注意点を解説

· エンディ

キーボードから手を離さずに、カーソル移動もスクロールも済ませられたらどれだけ楽か。そんな願いに真正面から応えてきたのが、Keychronとギズモード・ジャパン編集部のGIZMARTが共同開発した左右分割キーボード「Orca echo(オルカ エコー)」です。

2026年6月2日に発表され、COMPUTEX TAIPEI 2026で初披露。6月19日からクラウドファンディングサイトのcostoryで先行販売が始まり、9月12日時点で購入者は25,000人を超えています。

先に結論を言うと、完成品のトラックボール付き分割キーボードが3万円を切る価格で手に入るのは、かなり魅力的です。ただし早割はもうすぐ終了で、届くのは11月下旬。クラファンならではの割り切りも必要になります。

Keychron Orca echo(ブラック)の公式製品画像

画像出典:costory 商品ページ

何が新しいのか、ポイントは親指まわりの3点

Orca echoの狙いは、マウスの仕事をキーボード側に全部引き取ること。ポインティングとスクロールに関わる装備が3つ載っています。

まず右手の親指位置にある19mmのトラックボール。カーソル移動はこれで完結します。交換用のボールが黒・白・赤・青・黄の5色で用意されているので、見た目の着せ替えもできますね。

次に左手の親指位置にある水平ホイール。横スクロールは意外と出番が多くて、スプレッドシートや動画編集のタイムラインで地味に効いてきます。

そして左右どちらのユニットにもある上下スクロールパッド。上面をなぞるだけで縦スクロールできるので、ブラウジング中に右手をトラックボールから動かさずに済みます。

読者
Keychronのいつものキーボードとは何が違うんですか?
さき
配列がカラムスタッガード(キーが縦方向にずれて並ぶ)の49キーで、左右に分かれる時点でまず別物です。そこにトラックボールとホイールまで載せた完成品は、Keychronの既存ラインナップにはなかったタイプですね。

持ち運びの工夫も面白くて、左右ユニットの裏面同士がマグネットでくっつきます。2段階のテンティングスタンドも内蔵しているので、手首の角度を調整したい人にも合いそう。

GIZMART的には、前作のトラックボールデバイス「Nape Pro」の後継的な位置づけだそうです。

主なスペック

costoryの商品ページと公式FAQに載っている情報を整理しました。

項目内容
形態左右分割型、49キー、カラムスタッガード配列
ポインティング右ユニットに19mmトラックボール、左ユニットに水平ホイール、両ユニットに上下スクロールパッド
接続USB Type-C有線 / Bluetooth(3台)/ 2.4GHz(専用Type-Cドングル付属)
スイッチKeychron Apex POMロープロファイル。Ninja(リニア)/ Samurai(タクタイル)から選択
ソケット新規格「Nova Socket」。将来的に通常プロファイルのMX互換スイッチにも対応予定という設計
キーキャップLSAプロファイル。Windows向け交換キーキャップ付属
バッテリー左右それぞれ650mAh
サイズ左 144×106×22mm、右 144×106×32mm
ファームウェアZMK。設定はブラウザ完結のKeychron Launcher(オンデバイス保存、修飾キー・マクロ・OS機能の割当)

バッテリーは、6月の発表時プレスリリースでは800mAhと書かれていましたが、costoryの現行表記は650mAhです。この記事では販売ページの数値を採用しました。駆動時間、重量、素材、バックライトの有無は公式に記載がありません。

スイッチのホットスワップ対応についても明記がないので、交換前提で考えている人は出荷後の情報を待ったほうが安全です。

価格と販売状況(2026年9月12日時点)

割引の段階はすでに進んでいて、超超早割と超早割は終了。いま残っているのは早割の枠だけです。

プラン価格(税込)
早割10%OFF パッケージセット(ブラック / ホワイト)27,126円
早割5%OFF 単体25,603円
専用キャリーケース3,190円
交換用トラックボール19mm(黒 / 白 / 赤 / 青 / 黄)1,540円

注意

costoryの表示では9月12日時点で「終了まであと2日」。お届け予定は2026年11月下旬で、支払いはクレジットカードのみです。購入者数は25,026人、購入総額は6億7,149万円を超えています。

クラファンだからこそ確認しておきたいこと

costoryはクラウドファンディング型の先行販売なので、普段のネットショップと同じ感覚で買うとギャップがあります。

出荷時期はあくまで「予定」。今回は大手メーカーが製造側にいる分、個人プロジェクトより安心材料は多いものの、部材や物流の事情で後ろ倒しになる可能性はゼロではありません。11月下旬に確実に手元にないと困る、という人は慎重に。

返品やキャンセルの条件も、購入前にcostoryの規約と商品ページの記載を自分の目で確かめてください。出品者は株式会社コペックジャパンなので、問い合わせ先もそちらになります。

情報

クラファンの支援は「応援込みの先行購入」です。届いてから初めて分かる部分(打鍵感、トラックボールの精度、バッテリーの持ち)は、先行レビューを読んでも完全には埋まりません。

Keyballなど自作系との違い

トラックボール付きの分割キーボードといえば、遊舎工房のKeyball44やKeyball61、海外ならCharybdis Nanoが有名です。ただ、これらは基本的に自作キット。はんだ付けやパーツ集め、ファームウェアの書き込みが必要で、完成までのハードルがそれなりに高いんですよね。

Orca echoは箱から出してつなげば動く完成品。ZMKベースなのにブラウザのKeychron Launcherで設定できるので、キーマップ変更のためにコードを書く必要がありません。

一方で、自作系は配列やボールのサイズ、ケースまで自由に選べます。組み立て自体が楽しい、細部までこだわりたいという人には、今でもKeyballのほうが合うはず。

分割キーボードの完成品としては、KeychronのQ11やZSAのMoonlanderも候補に入りますが、どちらもトラックボールは非搭載。マウスを手放したいなら、Orca echoの立ち位置はかなり独特です。

買うべき人、待つべき人

買いだと思うのはこんな人。

  • マウスに手を伸ばす回数を減らしたい人
  • 分割キーボードに興味はあるけど自作は無理、という人
  • 早割のうちに3万円以下で確保しておきたい人

逆に、いったん待ったほうがいいのはこんな人。

  • ホットスワップやバックライトなど、未記載の仕様がはっきりしてから決めたい人
  • 11月下旬の出荷が遅れると困る人
  • カード決済以外で買いたい人

まとめ

Orca echoは、トラックボール分割キーボードを「買えばすぐ使える」ものにしてくれた一台です。Keychronの量産力とGIZMARTのこだわりが合わさった完成品で、価格も自作キットに部品を足していく金額と大差ありません。

早割は目前で終了。届くのが11月下旬という時間差はありますが、マウスいらずの環境を試したかった人にとっては、ちょうどいい入口になりそうです。中の人もかなり気になっています!

Orca echoの先行販売はcostoryで

早割の残り日数、在庫状況、返品条件は商品ページで最新情報を確認してください。

costory 商品ページを見る

公式・参考リンク

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