Insta360の全天球カメラは、2026年3月現在4モデルが現役で購入できます。フラグシップの**X5(84,800円)**は間違いなく最高の一台ですが、「さすがに高すぎる……」と感じる方も多いはず。
この記事では、X5・X4 Air・X4・X3の全モデルを比較しながら、予算と用途に合った選び方を解説します。
2026年現在のラインナップ早見表
まず全モデルを一覧で確認しましょう。
Insta360 全天球カメラ 2026年3月 比較
insta360 X5 | insta360 X4 Air | insta360 X4 | insta360 X3 | |
|---|---|---|---|---|
| メーカー | Insta360 | Insta360 | Insta360 | Insta360 |
| 型番 | Insta360 X5 | Insta360 X4 Air | CINSABMA | CINSAAQ/B |
| レンズマウント | 固定 (交換可能保護レンズシステム採用) | 固定 | 固定 (着脱式レンズガード対応) | 固定 (魚眼レンズ x2) |
| 画素数 | 72MP | 72000000 | 72000000 | 72000000 |
| 写真解像度 | 11904×5952 (72MP) / 5888×2944 (18MP) | 11904×5952 | 11904×5952 (72MP) / 5888×2944 (18MP) | 72MP (11968×5984), 18MP (5952×2976) |
| センサーサイズ | 1/1.28インチ CMOSセンサー x2 | 1/2インチ | 1/2インチ | 1/2インチ |
| ISO | 100-6400 | 100-6400 | 100-6400 | 100-3200 |
| 連写性能 | バーストモード対応 | バーストモード対応 | バーストモード対応 | |
| シャッタースピード | 写真: 1/8000-120秒、動画: 1/8000-フレームレート上限まで | 1/8000-120秒 | 写真: 1/8000-120秒、動画: 1/8000-フレームレート上限まで | 写真: 1/8000-120秒、動画: 1/8000-フレームレート上限まで |
| 記録フォーマット | INSP, DNG (RAW) | INSP, DNG | INSP, DNG (RAW) | insp, DNG RAW |
| 液晶モニタ | 2.5インチ〜2.7インチ タッチスクリーン | 2.29インチ タッチスクリーン | 2.51インチ Corning Gorilla Glass タッチスクリーン | 2.29インチ 強化ガラス タッチスクリーン |
| ファインダー形式 | ||||
| バッテリータイプ | 2400mAh リチウムイオン充電池 (取り外し可能) | 1800mAh | 2290mAh リチウムイオン充電池 | 1800mAh リチウムイオン充電池 |
| 記録メディア | microSDカード (UHS-I V30以上推奨、最大1TB) | microSD | microSDカード (UHS-I V30以上推奨、最大1TB) | microSDカード (UHS-I V30以上推奨、最大1TB) |
| スロット | 1 | 1 | 1 | 1 |
| 防塵・防滴 | IP68 | 対応 | 対応 | 対応 |
| 防水深度 | 15 | 10 | 10 | 10 |
| 手ブレ補正機構 | FlowState手ブレ補正 / 360度水平維持 | FlowState | FlowState手ブレ補正 / 360度水平維持 | FlowState手ブレ補正 / 360度水平維持 |
| タッチパネル | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
| インターフェース | USB Type-C 3.0 | USB Type-C | USB Type-C 3.0 | USB Type-C |
| AFセンサー測距点 | フォーカス固定 (0.6m〜) | パンフォーカス (0.6m〜) | パンフォーカス (0.3m〜) | |
| 動画記録画素数 | 8K (7680×3840), 5.7K (5760×2880), 4K (3840×1920) | 5.7K | 8K (7680×3840), 5.7K (5760×2880), 4K (3840×1920) | 5.7K (5760×2880), 4K (3840×1920), 3K (3008×1504) |
| 最大フレームレート | 120fps (4K時) | 60 | 100 | 100 |
| 動画ファイル形式 | INSV (360度), MP4 (シングルレンズ) | INSV | INSV (360度), MP4 (シングルレンズ) | INSV (360度), MP4 (シングルレンズ) |
| 映像圧縮方式 | H.264, H.265 | H.264, H.265 | H.264, H.265 (最大200Mbps) | H.264, H.265 (最大120Mbps) |
| 合成処理方式 | カメラ内合成 / Insta360 Studio (PC) による合成 | カメラ内/アプリ | カメラ内合成 / Insta360 Studio (PC) | カメラ内合成 / Insta360 Studio (PC) |
| Wi-Fi | 802.11a/n/ac | 対応 | 802.11a/b/g/n/ac (2.4GHz / 5GHz) | 802.11a/b/g/n/ac (2.4GHz / 5GHz) |
| Bluetooth | BLE 5.2 | 対応 | BLE 5.2 | BLE 5.0 |
| ライブ配信対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
| 本体サイズ | 46.0×124.5×38.2mm (レンズ込) | 46x123.6x37.6mm | 46×123.6×37.6mm | 46.0×114.0×33.1mm |
| 重量 (g) | 200 | 185 | 203 | 180 |
| カラー | ミッドナイトブラック, サテンホワイト | ブラック | ブラック | ブラック |
| その他 | トリプルAIチップ搭載, PureVideo (低照度モード), 内蔵ウィンドガード | X4の軽量廉価モデル | 5nm AIチップ搭載, ジェスチャー操作, 音声制御2.0 | 360度アクティブHDR, 8Kタイムラプス, ミーモード搭載 |
| 発売年月 | 2025年4月 | 2024年11月 | 2024年4月 | 2022年9月 |
| 定価(税込) | 84800 | 59800 | 79800 | 68000 |
| 購入 |
※ 価格・仕様は変動する場合があります。購入前に各販売ページをご確認ください。
情報
価格はすべて2026年3月時点の参考価格です。X4・X3は値下がりが続いており、セール時はさらに安くなります。
各モデル詳細
Insta360 X5:予算を問わないなら迷わずこれ
2025年4月発売の現行フラグシップ。「業界初の交換式レンズ」が最大の特徴で、レンズを傷つけても買い替えが必要ありません。1/1.28インチの大型センサーで暗所性能が大幅に向上し、バッテリーは最大208分と圧倒的。水深15mの防水性能も備えています。
ヒント
X5だけの機能:交換式レンズ・水深15m防水・トリプルAIチップ・内蔵ウィンドガード。この4点が不要なら、下位モデルでも十分です。
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Insta360 X4 Air:軽さとコスパのバランス型
2025年10月発売の「軽量コスパモデル」。シリーズ最軽量の165gで、センサーは1/1.8インチとX5に次ぐ性能。8K撮影にも対応し、交換式レンズも使えます。
X5との主な違いはバッテリー時間(88分 vs 208分)と水深防水(IPX8のみ)の2点。日常使いや短時間の撮影ならX4 Airで十分です。
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Insta360 X4:定価79,800円が約46,000円まで値下がり
2024年4月発売のモデルで、2026年3月現在は定価から約33,000円値下がりした約46,000円で入手できます。8K撮影・水深10m防水と基本性能は十分。
X5・X4 Airに比べてセンサーサイズ(1/2インチ)が小さく、交換式レンズには非対応ですが、「8K全天球をできるだけ安く」という用途なら現時点での最良コスパです。
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Insta360 X3:「全天球を試してみたい」入門機として
2022年発売で、最新世代ではありませんが31,000〜36,000円という圧倒的な価格の低さが魅力。5.7K撮影・1/2インチセンサーと、基本的な全天球体験は問題なくできます。
「とにかく安く全天球を体験したい」「まず1台試してみてから上位モデルを検討したい」という方に最適です。
注意
X3はバッテリー持続時間が約62分と短めです(X4の135分、X5の208分と比べると半分以下)。長時間撮影には予備バッテリーが必須です。
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X5が高すぎる人への結論
ヒント
予算別おすすめまとめ
- 〜35,000円: X3(全天球を試してみたい入門者向け)
- 〜50,000円: X4(8Kが欲しい・コスパ最優先)
- 〜65,000円: X4 Air(軽さ・センサーサイズ・交換式レンズを重視)
- 予算無制限: X5(バッテリー・防水・交換式レンズのすべてが最高)
用途でも整理してみます。
| 用途 | おすすめモデル | 理由 |
|---|---|---|
| 旅行・観光でサクッと撮りたい | X4 Air | 軽量165gで持ち運びやすく、8K画質も確保 |
| バイク・サイクリングで長時間録画したい | X5またはX4 | X5は208分、X4も135分のバッテリー |
| ダイビング・マリンスポーツ | X5 | 水深15m対応はX5のみ(他は IPX8 相当) |
| 全天球を格安で試したい | X3 | 31,000円台〜で購入可能 |
| VR/メタバース用の高品質映像 | X5またはONE RS 1インチ | 最高画質が必要な用途 |
X6を待つべきか?
情報
Insta360の新製品リリースは例年**春(4月前後)**が多い傾向です。2026年春まで待てるなら、公式サイトをウォッチしておくのもアリです。ただし価格・スペックは未定で、発売直後は高い可能性があります。
まとめ
| モデル | こんな人に |
|---|---|
| X5(84,800円) | 最高性能・交換式レンズ・長時間バッテリーを求める人 |
| X4 Air(56,900円) | 軽量重視・X5に近い性能をコスパよく求める人 |
| X4(約46,000円) | 8K全天球をできるだけ安く手に入れたい人 |
| X3(約31,000〜36,000円) | とにかく格安で全天球を体験してみたい入門者 |
X5を買えれば間違いなく最高ですが、現実的にはX4 Air(56,900円)がバランスの取れた最良の選択肢です。X5との価格差28,000円は、センサーサイズ・交換式レンズ・バッテリー持続時間の差として現れます。用途によってはその差が気にならないこともあります。