PS5のストレージが足りなくなってきた、ゲーミングPCのロード時間を短くしたい。そんなときの選択肢がM.2 NVMe SSDです。
でもGen4とGen5の違いや、ヒートシンクが必要かどうかは意外とわかりにくいですよね。この記事では5機種を比較して、用途別におすすめを整理しました。
情報
この記事の結論
- PS5に安心して増設したいなら: WD_BLACK SN850P(PS5公式ライセンス取得済み)
- Gen5でもPS5対応をメーカーが明記しているのは: Samsung 9100 PRO with Heatsink
- 価格帯は3万円前後〜11万円と幅広く、用途に合わせて選べます
Gen4とGen5、ヒートシンクは必要?
まず見るのは「インターフェースの世代」「ヒートシンクの有無」「PS5なら公式の対応条件」の3つです。
| ポイント | 確認すること |
|---|---|
| Gen5は速いが発熱と価格が上がる。PS5の公式要件はGen4 x4のため、Gen5の速度がそのまま活きるとは限りません |
| PS5は放熱構造が必須。PCでもGen5はヒートシンク込みでの使用をメーカーが求めています |
| 公式ページに読出速度やサイズの条件があります(下の表を参照) |
PlayStation公式サポートページによると、PS5でM.2 SSDを使う条件は次の通りです。
| 項目 | 公式の条件 |
|---|---|
| インターフェース | PCI-Express Gen4x4対応M.2 NVMe SSD(Key M) |
| 対応サイズ | 2230/2242/2260/2280/22110 |
| 放熱込みの高さ | 最大11.25mm(基板から上8.0mm/下2.45mm) |
| 推奨読出速度 | 5,500MB/秒以上 |
| 放熱構造 | ヒートシンクか熱伝導シートが必須 |
注意
公式ページが明記しているのはPCIe Gen4 x4 NVMe SSDという条件までです。Gen5 SSDをPS5で使う場合の動作については、公式に記載がありません。
用途別のおすすめ
価格は2026年9月20日時点のAmazon価格です。詳しいスペックは後ろの比較表にまとめました。
PS5に安心して増設するなら WD_BLACK SN850P

画像出典:SanDisk公式 WD_BLACK SN850P製品ページ
PS5コンソール用のライセンス商品に認定された1台です。公式データシートによると2TBモデルは読出最大7,300MB/秒、書込最大6,600MB/秒、保証5年でした。
PS5のM.2スロットに合わせた専用ヒートシンクが付いているので、自分で放熱パーツを用意する必要がありません。
PS5対応をメーカーが明記するGen5 Samsung 9100 PRO with Heatsink
Samsung公式データシートには、用途として「Client PCs, PlayStation 5」と明記されています。Gen5モデルでPS5対応を公式に書いている点が貴重です。
2TBモデルは読出最大14,700MB/秒、書込最大13,400MB/秒。ヒートシンク込みの高さは最大8.88mmで、PS5の条件(最大11.25mm)に余裕を持って収まります。
ゲーミングPCで最速を求めるなら WD_BLACK SN8100
Gen5トップクラスの速度で、2TBモデルは読出最大14,900MB/秒、書込最大14,000MB/秒です。公式資料によると平均消費電力7.5W以下と、Gen5の中では省電力な設計でした。
PS5向けの記載はなく、PCIe Gen5対応マザーボードのゲーミングPCやワークステーション向けの製品です。
Gen5を手頃に試すなら Crucial T700 1TBヒートシンクモデル
Crucial公式資料によると、1TBモデルは読出最大11,700MB/秒、書込最大9,500MB/秒です。シリーズ最大の12,400MB/秒は2TB以上の値です。
アルミとニッケルメッキ銅のヒートシンク付きで、価格はGen5の3機種の中で最も手頃です。
コスパ重視のPC増設なら Crucial P3 Plus
1TBモデルは読出最大5,000MB/秒、書込最大3,600MB/秒のGen4モデルで、5機種の中で最安です。PCの容量をまず増やしたい人に向いています。
ただしPS5公式の推奨読出速度(5,500MB/秒以上)には届きません。PS5用なら上の3機種から選ぶのが安心です。
PS5とゲーミングPC向けNVMe SSD 5機種比較
横にスクロールして比較できます →
WD_BLACK SN8100 2TB | Samsung 9100 PRO 2TB ヒートシンクモデル | WD_BLACK SN850P 2TB (PS5公式ライセンス版) | Crucial T700 1TB ヒートシンクモデル | Crucial P3 Plus 1TB | |
|---|---|---|---|---|---|
| メーカー | Western Digital | Samsung | Western Digital | Crucial | Crucial |
| 型番 | SN8100 | MZ-VAP2T0C-IT/EC | WDBBYV0020BNC-WRSN | CT1000T700SSD5JP | CT1000P3PSSD8 |
| フォームファクタ | M.2 2280 | M.2 | M.2 2280 | M.2 | M.2 |
| インターフェース | PCIe Gen5 x4 NVMe | PCIe 5.0 NVMe | PCIe Gen4 NVMe | PCIe 5.0 NVMe | NVMe PCIe |
| 容量ラインナップ | 2TB | 2TB | 2TB | 1TB | 1TB |
| シーケンシャル読出 | 最大14,900MB/s | 最大14,700MB/s | 最大7,300MB/s | 最大11,700MB/s | 最大5,000MB/s |
| シーケンシャル書込 | 最大14,000MB/s | 最大13,400MB/s | 最大6,600MB/s | 最大9,500MB/s | 最大3,600MB/s |
| 保証期間 | 5年 | 5年 | 5年 | — | 5年 |
| 定価(税込) | ¥79,973(2026-09-20時点 Amazon価格) | ¥109,071(2026-09-20時点 Amazon価格) | — | ¥30,312(2026-09-20時点 Amazon価格) | ¥28,520(2026-09-20時点 Amazon価格) |
| ヒートシンク | — | あり | — | あり | — |
| 耐久性(TBW) | — | 1,200TB | 1,200TB | — | — |
| PS5対応 | — | — | PS5公式ライセンス取得済み | — | — |
| 購入 |
※ 価格・仕様は変動する場合があります。購入前に各販売ページをご確認ください。
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気になる点も正直に
良い点
- Gen5モデルは公式値で読出14,000MB/秒を超える
- PS5公式ライセンス品やSamsungのPS5明記モデルは安心して選べる
- Crucial P3 Plusのように3万円以下の選択肢もある
気になる点
- Gen5は発熱と価格が上がりやすい
- PS5の公式要件はGen4 x4までで、Gen5の速さがPS5で活きる保証はない
- 低価格モデルはPS5の推奨読出速度に届かないことがある
買う前に確認すること
- PS5に入れるなら、Gen4 x4・読出5,500MB/秒以上・放熱込みの高さ11.25mm以下を満たすか
- ヒートシンクが付属しているか、自分で用意する必要があるか
- ゲーミングPCならマザーボードのM.2スロットがGen4かGen5か
- 価格は変動するため購入前に各ストアの表示を確認する
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よくある質問
PS5にGen5のSSDを入れても大丈夫ですか?
PS5公式の対応要件はPCIe Gen4 x4のM.2 NVMe SSDまでで、Gen5 SSDの記載はありません。使う場合はサイズとヒートシンクの条件を満たしているか事前に確認してください。
ヒートシンクは必ず必要ですか?
PS5公式サポートページでは、ヒートシンクや熱伝導シートなどの放熱構造がないM.2 SSDの使用を推奨していません。付属していないモデルは自分で取り付ける必要があります。
携帯ゲーミングPCのような小型スロットの機種はどうすればいいですか?
M.2 2230サイズのWD_BLACK SN770M(1TB、2026年9月20日時点のAmazon価格31,980円)のような小型モデルが選択肢になります。この記事の比較表は通常サイズのM.2 2280モデルが対象です。
まとめ
ヒント
- PS5に安心して増設: WD_BLACK SN850P(PS5公式ライセンス)
- Gen5でPS5対応を公式に明記: Samsung 9100 PRO with Heatsink
- ゲーミングPCで最速志向: WD_BLACK SN8100
- Gen5を手頃に試す: Crucial T700 1TBヒートシンクモデル
- コスパ重視のPC増設: Crucial P3 Plus
PS5ならまず公式の対応条件を満たしているか、ゲーミングPCならマザーボードのGen4/Gen5を確認してから選んでみてください。
価格は変動するので、購入時は各ストアの表示を確認してください。


