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キットレンズで撮り始めると、そのうち「もう少し遠くを撮りたい」「背景をぼかしたい」と思う場面が出てきます。
Eマウントはレンズの種類が多く、名前の頭に付くFEとEの違いだけでも迷います。
ここでは、価格・重さ・フィルター径が公式ページで確認できるレンズに絞り、最初の1本と2本目の候補を挙げます。
手ブレ補正がレンズ内にあるかどうかも、公式の製品ページに沿って載せています。
情報
この記事の結論
- フルサイズ機の最初の1本: FE 28-60mm F4-5.6(167g、66,000円)
- 1本で広く使いたい人: FE 24-105mm F4 G OSS(663g、188,100円)
- APS-C機の2本目(望遠): E 55-210mm F4.5-6.3 OSS(345g、46,200円)
- 背景ボケがほしい人: FE 50mm F1.8(186g、48,400円)
- 価格は2026年11月時点のメーカー希望小売価格(税込)


画像出典:ソニー 公式
フルサイズ用(FE)とAPS-C用(E)の違い
FEはフルサイズ用、EはAPS-C用のレンズです。
APS-Cのボディでは、写る範囲が約1.5倍に狭まって見えます。たとえばE 18-55mmは、35mm判換算で約27-82mm相当です。
APS-Cのボディに付けるレンズは、表記の焦点距離より1.5倍ほど望遠寄りに写ります。広角を使いたいときは、この換算を前提にレンズを選びます。
同じレンズでもセンサーで写る範囲が変わる
50mmのレンズを付けたとき、それぞれのセンサーに写る範囲。枠の大きさはセンサーの実寸比です。
- フルサイズ 50mmそのまま 35.9×24mm
- APS-C 約75mm相当 23.5×15.6mm
サイズを押すとその範囲に切り替わります(もう一度押すと全体)。
APS-CのボディにもFEレンズを付けられます。
逆に、フルサイズのボディにEレンズを付けると、APS-C相当の範囲だけを使うクロップ撮影になります。
将来フルサイズのボディに買い替えるなら、FEを選んでおけば同じレンズを使い続けられます。
ボディの選び方は、こちらの記事にまとめています。
最初の1本は標準ズーム
迷ったら、広角から中望遠までカバーする標準ズームです。フルサイズ機なら、FE 28-60mm F4-5.6が軽さで選べます。
重さは167g、フィルター径は40.5mmです。公式の希望小売価格は66,000円です。24-105mmの663gより、ずっと軽い一本です。
もう一段上を求めるなら、FE 24-105mm F4 G OSSです。広角側が24mmからで、望遠は105mmまで届きます。
レンズ内に手ブレ補正も備えます。重さは663g、フィルター径は77mm、価格は188,100円と、サイズも価格も大きくなります。
APS-C機なら、E 18-55mm F3.5-5.6 OSSがキットの定番です。194gで、希望小売価格は38,500円です。
代表的なフルサイズ機のα7 Vは、こちらで詳しく解説しています。
2本目は目的で選ぶ
2本目は、キットレンズで足りなかった点から決めます。遠くなら望遠ズーム、背景ボケなら単焦点、広い範囲を入れたいなら広角が候補です。
焦点距離で写る範囲が変わる
フルサイズで撮ったときの範囲。数字が大きいほど狭く、遠くが大きく写ります。
- 16mm 超広角 APS-C機なら約24mm相当
- 24mm 広角 APS-C機なら約36mm相当
- 50mm 標準 APS-C機なら約75mm相当
- 85mm 中望遠 APS-C機なら約128mm相当
- 200mm 望遠 APS-C機なら約300mm相当
焦点距離を押すとその範囲に切り替わります(もう一度押すと全体)。
APS-C機に同じレンズを付けると、写る範囲は約1.5倍の焦点距離と同じになります。
遠くを撮るなら望遠ズーム
APS-C機の入門望遠は、E 55-210mm F4.5-6.3 OSSです。345gで、レンズ内に手ブレ補正を備えます。価格は46,200円です。
フルサイズ機なら、FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSSです。854gと重くなる代わりに、300mmまで届きます。価格は215,600円です。
背景をぼかすなら単焦点
フルサイズの入門単焦点は、FE 50mm F1.8です。F1.8の明るさで背景をぼかせます。186gと軽く、価格は48,400円です。
もう少し小さくしたいなら、FE 40mm F2.5 Gがあります。173gで、価格はオープン価格です。
広い範囲を写すなら広角
APS-C機なら、E 11mm F1.8が選べます。画角は104度で、換算約16.5mm相当の広い範囲が写ります。重さは181gで、価格はオープン価格です。
- 風景や室内を広く入れたい: 広角
- 子どもの運動会や野鳥: 望遠ズーム
- 人物や料理の背景をぼかしたい: 明るい単焦点
用途別のレンズと価格
ここまでに出したレンズを用途別に並べました。価格は2026年11月時点のメーカー希望小売価格(税込)です。
| 用途 | レンズ | 価格・重さ |
|---|---|---|
| フルサイズの最初の1本 | FE 28-60mm F4-5.6 | 66,000円・167g |
| 1本で広く使う | FE 24-105mm F4 G OSS | 188,100円・663g |
| APS-Cの最初の1本 | E 18-55mm F3.5-5.6 OSS | 38,500円・194g |
| 望遠(APS-C) | E 55-210mm F4.5-6.3 OSS | 46,200円・345g |
| 望遠(フルサイズ) | FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS | 215,600円・854g |
| 背景ボケ | FE 50mm F1.8 | 48,400円・186g |
| 小型の単焦点 | FE 40mm F2.5 G | オープン価格・173g |
| 広角(APS-C) | E 11mm F1.8 | オープン価格・181g |
レンズの重さ・フィルター径・手ブレ補正
主なレンズの重さ(g)とフィルター径(mm)、手ブレ補正の位置をまとめます。FE 28-60mmとFE 50mmは、レンズ内の手ブレ補正を備えるモデルではありません。
| レンズ | 重さ・径 | 補正の位置 |
|---|---|---|
| FE 28-60mm F4-5.6 | 167・40.5 | ボディ側のみ |
| FE 50mm F1.8 | 186・49 | ボディ側のみ |
| E 55-210mm F4.5-6.3 | 345・49 | レンズ内 |
| FE 24-105mm F4 G | 663・77 | レンズ内 |
| FE 70-300mm F4.5-5.6 G | 854・72 | レンズ内 |
レンズ内の補正がないレンズは、ボディ内手ブレ補正を備えるカメラと組み合わせたときに補正が働きます。使うボディが補正に対応しているかは、ボディの仕様ページで確認してください。

- 持ち歩く重さ(167gから854gまで差がある)
- 手持ちのフィルターが使えるか(径は40.5mmから77mmまで差がある)
- 手ブレ補正がレンズかボディのどちらにあるか
- 自分のボディがフルサイズかAPS-Cか
よくある質問
APS-CのボディにFEレンズは付きますか?
付きます。FEはフルサイズ用ですが、APS-Cのボディでも使えます。写る範囲は約1.5倍に狭まって見えます。
フルサイズのボディにEレンズを付けるとどうなりますか?
APS-C相当の範囲だけを使うクロップ撮影になります。フルサイズ機で使うなら、FEのほうがセンサー全体を使えます。
手ブレ補正がないレンズは使いにくいですか?
ボディ内手ブレ補正を備えるカメラなら、レンズ内に補正がなくても補正が働きます。対応状況はボディごとに違うため、使うカメラの仕様で確認してください。
価格は2026年11月時点のメーカー希望小売価格です。最新の価格・在庫は販売店で確認してください。


