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ソニーのミラーレスは、α7、α7R、α9、ZV、α6000番台と系列が多く、同じフルサイズでも重さは514gから743gまで開きます。
型番だけでは、自分の使い方にどれが合うか見当がつきにくい機種群です。
この記事では、ケース別に同じソニーの中でどれを選ぶかを、公式仕様の数字で並べます。マウントはミラーレスがすべてEマウントで、レンズは共通して使えます。
情報
この記事の結論
- 初めてのフルサイズ、軽さ優先: α7C II(514g)
- 写真も動画も1台で: α7 V(695g、手ブレ補正7.5段、4K 119.88p)
- 高画素: α7R VI(約6680万画素)、小型にしたいならα7CR(515g)
- 動きもの: α9 III(グローバルシャッター)、暗所の動画: α7S III
- Vlog: ZV-E10 II(377g)、APS-C: α6700、ポケットサイズ: RX100 VII(302g)

初めてのフルサイズを軽く持ちたい
α7C IIは514gで、α7 IVの658gより約144g軽いフルサイズです。手ブレ補正は5軸7.0段で、動画は4K 59.94pまで撮れます。
静止画の画素数は約3300万です。ファインダーは約236万ドットで、α7 IVの約369万ドットより粗い点は押さえておきます。

画像出典:ソニー公式 α7C II
軽さを突き詰めるなら、ズームも小さいFE 28-60mm F4-5.6(167g)が合います。ソニー公式の希望小売価格は66,000円(税込、2026年11月時点)です。
写真も動画も1台で撮りたい
α7 Vは約3300万画素で、手ブレ補正は5軸7.5段、動画は4K 119.88pまで対応します。重さは695gです。
同じ約3300万画素のα7 IVは、手ブレ補正が5.5段、動画は4K 59.94pです。補正は2段、動画のコマ数は2倍の差があります。
小ささを優先する人は、α7C IIに寄せる手もあります。α7 Vより約181g軽く、補正は0.5段下がります。
2機種の外形寸法を、実寸の箱で並べます。
α7C IIとα7 Vの本体を実寸で比べる
ボタンを押すと、ドラッグで回転、ピンチやホイールで拡大できます。矢印キーで回転、プラスとマイナスで拡大。Escで操作を終えます。ページのスクロールは、操作を始めるまで妨げません。
| 名称 | 幅mm | 奥行mm | 高さmm |
|---|---|---|---|
| α7C II | 124 | 63.4 | 71.1 |
| α7 V | 130.3 | 82.4 | 96.4 |
| スマートフォン(目安) | 150 | 72 | 8 |
外形寸法の直方体表示。実際の形状とは異なります。製品の寸法はメーカー公式の記載値、「目安」は一般的な大きさです。床の格子は50mm間隔。「重ねて比べる」では幅の中心と手前の端を揃えて重ねます。
高画素で風景や商品を撮りたい
画素数を最優先するなら、α7R VIです。約6680万画素で手ブレ補正は5軸8.5段、動画は8K 30pまで撮れ、重さは713gです。
一世代前のα7R Vは約6100万画素、8.0段、723gです。画素数の差は約580万で、重さはほぼ同じです。
小さく持ち出したい人には、α7CRがあります。約6100万画素のまま515gですが、ファインダーは約236万ドットで、α7R VIの約944万ドットより粗くなります。
動きもの(スポーツ・野鳥)を撮りたい
α9 IIIは、グローバルシャッターを採用した約2460万画素の機種です。電子シャッターでも画面のゆがみが出ない仕組みで、動画は4K 120pまで撮れます。重さは703gです。
画素数も欲しいなら、α1 IIが同社内の代わりになります。約5010万画素で8K 30pに対応し、重さは743gです。
暗い場所で動画を撮りたい
α7S IIIは、画素数を約1210万に抑えた動画向けの機種です。ISO 80〜102400、4K 119.88pに対応し、ファインダーは約943万ドットです。
軽く済ませたい場合は、ZV-E1(483g)があります。静止画の画素数は約1210万で、4K 120pは有料アップグレードで対応する点に注意します。
Vlogを撮りたい
ZV-E10 IIは377gのAPS-C機で、静止画約2600万画素、4K 59.94pに対応します。ファインダーはなく、動画の補正は電子式です。
フルサイズにするなら、ZV-E1が選択肢です。483gで、ボディ内5軸の手ブレ補正を備えます。
APS-Cで写真もしっかり撮りたい
α6700は493gで、5軸5.0段の手ブレ補正、約2600万画素、4K 119.88pを備えます。ファインダーも約236万ドットで付いています。
同じAPS-Cのα6400は、403gと軽い反面、手ブレ補正がなく4K 30pです。旧世代として見ておくのが無難です。
標準ズームのE 18-55mm F3.5-5.6 OSSは、公式の希望小売価格で38,500円(税込、2026年11月時点)、194gです。
ポケットに入る1台がいい
高級コンパクトは、レンズが一体のためEマウントのレンズ資産とは別の選択になります。
- RX100 VII: 302g、24-200mm相当の8倍ズーム、4K 30p、ファインダーあり
- ZV-1 II: 292g(本体のみ266g)、自撮りやVlog向け、ファインダーなし
- ZV-1F: 256g、単焦点20mm、4K 30p
- RX0 II: 132g、超小型の防水機、4K 30p
写真もズームで撮るならRX100 VII、Vlog中心ならZV-1 IIかZV-1Fです。
1.0型の約2010万画素(RX0 IIは約1530万)で、センサーはミラーレスより小さくなります。
倍率の高いブリッジ型のRX10 Vは、別の記事で詳しく見ています。
主要機種のスペック比較
α7C II、α7 V、α7R VI、α9 IIIの比較
横にスクロールして比較できます →
Sony α7C II (ILCE-7CM2) | Sony α7V (ILCE-7M5) | Sony α7R VI (ILCE-7RM6) | Sony α9 III | |
|---|---|---|---|---|
| 発売日 | 2023/10/13 | 2025/12/19 | ◎ 2026/06/05 | 2024/01/26 |
| 参考価格(通貨・時点・条件を併記) | オープン価格(発売時) | ◎ 416,900円(定価(税込)) | 740,300円(ソニーストア)(定価(税込)) | — |
| メーカー | ソニー | ソニー | ソニー | ソニー |
| 型番 | ILCE-7CM2 | ILCE-7M5 | ILCE-7RM6 | ILCE-9M3 |
| レンズマウント | Eマウント | Eマウント | Eマウント | ソニー Eマウント |
| 画素数 | 有効 静止画最大約3300万画素/動画最大約2760万画素 | 約3300万画素 | ◎ 静止画時 最大約6680万画素 | 静止画 最大約2460万画素 / 動画 最大約2030万画素 |
| センサーサイズ | 35mmフルサイズ(35.9×23.9mm Exmor R CMOS) | 35mmフルサイズ(35.9×23.9mm Exmor RS CMOS) | 35mmフルサイズ(35.9×24.0mm Exmor RS CMOS) | 35mmフルサイズ Exmor RS CMOS(グローバルシャッター方式) |
| ISO | ISO100-51200(拡張ISO50〜204800) | ISO100-51200(常用) | ISO 100-32000(静止画・常用) | ISO 250〜25600(拡張 ISO 125〜51200) |
| 連写性能 | 最高約10コマ/秒(Hi+) | 最大約30コマ/秒(Hi+) | 最高約30コマ/秒(電子シャッター) | 最高約120コマ/秒(Hi+) |
| 液晶モニタ | 3.0型 TFT 約104万ドット バリアングル(オープン角約176°・チルト角約270°) | 3.2型 TFT 約210万ドット | 3.2型 TFT 約210万ドット・4軸マルチアングル | 3.2型 タッチ式(約209万ドット)、マルチアングル(横開き) |
| ファインダー形式 | 0.39型 XGA OLED 約236万ドット | 0.5型 Quad-VGA OLED 約368万ドット | 0.64型 Quad-XGA OLED 約944万ドット | 0.64型 Quad-XGA OLED 電子ビューファインダー(約944万ドット) |
| バッテリータイプ | NP-FZ100 | NP-FZ100 | NP-SA100 | リチャージャブルバッテリーパック NP-FZ100 |
| 記録メディア | SD(UHS-I/II)×1 | SD / CFexpress Type A(デュアル) | SD UHS-I/II / CFexpress Type A | SD(UHS-I/II対応)/ CFexpress Type A マルチスロット |
| スロット | 1 | 2 | 2(両方ともSD / CFexpress Type A対応) | 2スロット(SD / CFexpress Type A 対応マルチスロット) |
| 手ブレ補正機構 | ボディ内5軸・最大7.0段 | ボディ内5軸・最大7.5段 | ボディ内5軸・中央最大8.5段 | 5軸ボディ内手ブレ補正(補正効果 8.0段) |
| AFセンサー測距点 | 最大759点(位相差検出) | 最大759点 | 最大759点 | 最大759点(位相差検出方式) |
| 動画記録画素数 | 4K(3840×2160)最大59.94p | 4K(3840×2160) 最大119.88p | 8K 30p / 4K 120p | 4K 120p |
| 動画ファイル形式 | XAVC S/XAVC HS/XAVC S-I | XAVC S / XAVC HS | XAVC HS / XAVC S / XAVC S-I | XAVC S / XAVC HS / XAVC S-I |
| インターフェース | USB Type-C(5Gbps)、HDMIマイクロ、マイク、ヘッドホン | — | USB-C ×2、HDMI Type-A、マイク、ヘッドホン | USB Type-C(USB 10Gbps)/ HDMI(タイプA)/ マイク端子 / LAN |
| Bluetooth・Wi-Fi | Bluetooth 4.2、Wi-Fi(IEEE802.11a/b/g/n/ac) | — | 5.3 | Bluetooth 5.0 |
| 本体サイズ | 124.0×71.1×63.4mm | 130.3×96.4×82.4mm | 約132.7×96.9×82.9mm | 約136.1×96.9×82.9mm |
| 重量 (g) | 514 | 695 | 713 | 703 |
| その他 | 重量はバッテリー・メモリーカードを含む(公式仕様表) | — | — | — |
| シャッタースピード | — | 1/16000〜30秒 | — | 電子シャッター 1/80000〜30秒 |
| 記録フォーマット | — | JPEG / HEIF / RAW | JPEG / HEIF / RAW | JPEG / HEIF / RAW(ソニーARW 5.0) |
| 防塵・防滴 | — | あり | 配慮した設計 | — |
| タッチパネル | — | あり | 対応 | あり |
| Wi-Fi | — | — | Wi-Fi 6E | IEEE 802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz) |
| 映像圧縮方式 | — | — | — | XAVC S: MPEG-4 AVC/H.264、XAVC HS: MPEG-H HEVC/H.265 |
| カラー | — | — | — | ブラック |
| 購入 |
◎ は選んだ中で最も優れた値(価格は最安、発売日は最新)。併記や範囲の値には付けていません。
※ 価格・仕様は変動する場合があります。購入前に各販売ページをご確認ください。
ZV-E10 II、α6700、ZV-E1の比較
横にスクロールして比較できます →
Sony VLOGCAM ZV-E10 II (ZV-E10M2) | Sony α6700 (ILCE-6700) | Sony VLOGCAM ZV-E1 | |
|---|---|---|---|
| 発売日 | ◎ 2024/08/02 | 2023/07/28 | 2023/04/21 |
| 参考価格(通貨・時点・条件を併記) | オープン価格(発売時) | オープン価格(発売時) | オープン価格(発売時) |
| メーカー | ソニー | ソニー | ソニー |
| 型番 | ZV-E10M2 | ILCE-6700 | ZV-E1 |
| レンズマウント | Eマウント | Eマウント | Eマウント |
| 画素数 | 有効 静止画最大約2600万画素/動画最大約1990万画素 | 有効 静止画最大約2600万画素/動画最大約1990万画素 | 有効 静止画最大約1210万画素/動画最大約1010万画素 |
| センサーサイズ | APS-C(23.3×15.5mm Exmor R CMOS) | APS-C(23.3×15.5mm Exmor R CMOS) | 35mmフルサイズ(35.6×23.8mm Exmor R CMOS) |
| ISO | ISO100-32000(拡張ISO50〜102400) | ISO100-32000(拡張ISO50〜102400) | ISO80-102400(拡張ISO40〜409600) |
| 連写性能 | 最高約11コマ/秒(Hi+) | 最高約11コマ/秒(Hi+) | 最高約10コマ/秒(Hi+) |
| 液晶モニタ | 3.0型 TFT 約104万ドット バリアングル(オープン角約176°・チルト角約270°) | 3.0型 TFT 約104万ドット バリアングル(オープン角約176°・チルト角約270°) | 3.0型 TFT 約104万ドット バリアングル(オープン角約176°・チルト角約270°) |
| ファインダー形式 | なし | 0.39型 XGA OLED 約236万ドット | なし |
| バッテリータイプ | NP-FZ100 | NP-FZ100 | NP-FZ100 |
| 記録メディア | SD(UHS-I/II)×1 | SD(UHS-I/II)×1 | SD(UHS-I/II)×1 |
| スロット | 1 | 1 | 1 |
| 手ブレ補正機構 | ボディ内手ブレ補正なし(レンズ側対応/動画は電子式アクティブ対応) | ボディ内5軸・最大5.0段 | ボディ内5軸・最大5.0段 |
| AFセンサー測距点 | 静止画最大759点/動画最大495点(位相差検出) | 静止画最大759点/動画最大495点(位相差検出) | 静止画最大759点/動画最大627点(位相差検出) |
| 動画記録画素数 | 4K(3840×2160)最大59.94p | 4K(3840×2160)最大119.88p | 4K(3840×2160)最大59.94p(4K120pは有料アップグレードで対応) |
| 動画ファイル形式 | XAVC S/XAVC HS/XAVC S-I | XAVC S/XAVC HS/XAVC S-I | XAVC S/XAVC HS/XAVC S-I |
| インターフェース | USB Type-C(5Gbps)、HDMIマイクロ、マイク、ヘッドホン | USB Type-C(5Gbps)、HDMIマイクロ、マイク、ヘッドホン | USB Type-C(5Gbps)、HDMIマイクロ、マイク、ヘッドホン |
| Bluetooth・Wi-Fi | Bluetooth 4.2、Wi-Fi(IEEE802.11a/b/g/n/ac) | Bluetooth 4.2、Wi-Fi(IEEE802.11a/b/g/n/ac) | Bluetooth 4.2、Wi-Fi(IEEE802.11a/b/g/n/ac) |
| 本体サイズ | 114.8×67.5×54.2mm(グリップからモニターまで) | 122.0×69.0×75.1mm | 121.0×71.9×54.3mm(グリップからモニターまで) |
| 重量 (g) | 377 | 493 | 483 |
| その他 | 重量はバッテリー・メモリーカードを含む(公式仕様表) | 重量はバッテリー・メモリーカードを含む(公式仕様表) | 重量はバッテリー・メモリーカードを含む(公式仕様表) |
| 購入 |
◎ は選んだ中で最も優れた値(価格は最安、発売日は最新)。併記や範囲の値には付けていません。
※ 価格・仕様は変動する場合があります。購入前に各販売ページをご確認ください。

他社の同価格帯との違い
軽くて手ブレ補正付きのフルサイズは、キヤノンのEOS R8 Mark IIが約546gです。α7C IIの514gより約32g重く、ほかの数字は各社の記事で並べています。
買う前に確認したいこと
- ボディの重さと、付けるレンズの重さを足して持ち歩けるか
- ファインダーの細かさ(約236万ドットか、約944万ドットか)が許せるか
- 動画の上限(4K 59.94pか、4K 119.88pか)が使い道に足りるか
- ZV-E10 IIとZV-E1は、ファインダーがない
- 価格は、ソニーの公式ページで最新を見た
よくある質問
α7C IIとα7 Vの違いは何ですか?
α7C IIは514gで手ブレ補正7.0段、4K 59.94pです。α7 Vは695gで補正7.5段、4K 119.88pで、動画の上限が高くなっています。
Vlogにはフルサイズが必要ですか?
必須ではありません。377gのZV-E10 IIは4K 59.94pで撮れます。暗い場所を多く撮るなら、フルサイズのZV-E1が選択肢です。
ミラーレスのレンズはどれも付けられますか?
ソニーのミラーレスはすべてEマウントで、レンズは共通です。ただしAPS-C用レンズをフルサイズ機に付けると、写る範囲が狭くなります。


