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LUMIX S5II や S9 を買うと、次に決めるのはレンズです。
S レンズは 20-60mm の標準ズームから 100-500mm の超望遠まで並び、型番だけでは違いが読めません。
比べる軸は、焦点距離、重さ、フィルター径の3つです。数字はすべてパナソニック公式の仕様表から取っています。
情報
この記事の結論
- 最初の1本: LUMIX S 20-60mm F3.5-5.6。約350g、広角端の最短撮影距離は0.15m
- 軽さ優先: S 18-40mm F4.5-6.3(約155g)。S9と合わせて持ち出しやすい大きさ
- 背景をぼかす単焦点: S 40mm F2(約144g)。もう少し明るいなら S 50mm F1.8(約300g)
- 望遠: S 70-300mm F4.5-5.6 MACRO O.I.S.(約790g)。さらに遠くは 100-500mm(約1,285g)
- ズームを1本で長く使う: S 24-105mm F4 MACRO O.I.S.(約680g)

取り上げたレンズの価格は、すべてオープン価格です。購入前にパナソニックの公式ページか販売店で確認してください。
Lマウントはパナソニック・ライカ・シグマなどの共通規格
L マウントは、ライカが開発したレンズの取り付け規格です。公式サイトによると、ライカ、シグマ、パナソニックが創設メンバーです。
ほかにも複数のメーカーが加わった L-Mount Alliance が運営しています。
つまり S シリーズには、ライカやシグマの L マウントレンズも付きます。
パナソニックの公式ページには、レンズ内手ブレ補正(O.I.S.)が他社製カメラでも働くと書かれたレンズもあります。
他社の例では、シグマの 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary が L マウント用にあります。
公式の仕様では、質量470g、フィルターサイズ67mmです。
最初の1本は標準ズーム
S5II や S9 に付ける最初の1本は、標準ズームが使いやすい範囲です。旅行や家族の写真まで、レンズを替えずに撮れます。
| レンズ | 重さ | フィルター径 |
|---|---|---|
| S 18-40mm F4.5-6.3 | 約155g | 62mm |
| S 20-60mm F3.5-5.6 | 約350g | 67mm |
| S 24-105mm F4 MACRO O.I.S. | 約680g | 77mm |
20-60mm は、広角が20mmから始まります。最短撮影距離は広角端で0.15m、最大撮影倍率は0.43倍で、料理や小物にも近づけます。
防塵・防滴で、前玉にフッ素コーティングがあります。防塵・防滴は、パナソニックの対応ボディに付けたときの仕様です。

画像出典:パナソニック 公式
軽さを優先するなら、18-40mm です。約155gで、ズームレンズとしてはかなり小さく、公式は S9 に合うサイズ感と説明しています。
一方で、F値は広角端でF4.5、望遠端でF6.3です。暗い室内で使うなら、20-60mm と比べて確かめてください。
24-105mm F4 は、ズーム全域でF4が続きます。約680gと重くなりますが、24mmから105mmまでを1本でカバーし、最短撮影距離は0.3m、最大撮影倍率は0.5倍です。
2本目は目的で選ぶ
2本目は、標準ズームで足りなかった場面から選びます。足りないのが遠さなら望遠、背景のぼけや軽さなら単焦点です。
焦点距離で写る範囲が変わる
フルサイズで撮ったときの範囲。数字が大きいほど狭く、遠くが大きく写ります。
- 20mm 超広角
- 24mm 広角
- 50mm 標準
- 105mm 中望遠
- 300mm 望遠
焦点距離を押すとその範囲に切り替わります(もう一度押すと全体)。
背景をぼかすなら単焦点
S 40mm F2 は約144gで、フィルター径は62mmです。最短撮影距離は0.30m、防塵・防滴です。
もう少し明るい F1.8 なら、S 50mm F1.8 が約300g、フィルター径67mmです。スナップからポートレートまで使えると案内されています。

画像出典:パナソニック 公式
遠くを撮るなら望遠ズーム
運動会や動物園のような場面では、S 70-300mm F4.5-5.6 MACRO O.I.S. が候補です。約790gで、レンズ内手ブレ補正を備え、最大撮影倍率は0.5倍です。
さらに遠くまで撮るなら、S 100-500mm F5-7.1 O.I.S. です。約1,285g(三脚座を含まない)、フィルター径82mmと大きなレンズです。
公式は、2025年9月時点でLUMIX Sシリーズ最長の焦点距離と説明しています。

画像出典:パナソニック 公式
用途別のおすすめレンズと重さ
| 用途 | 選ぶ1本 | 重さ |
|---|---|---|
| 旅行・日常 | S 20-60mm F3.5-5.6 | 約350g |
| 軽さ最優先 | S 18-40mm F4.5-6.3 | 約155g |
| スナップ・料理 | S 40mm F2 | 約144g |
| ポートレート | S 50mm F1.8 | 約300g |
| 運動会・動物 | S 70-300mm F4.5-5.6 | 約790g |
| 野鳥・遠い被写体 | S 100-500mm F5-7.1 | 約1,285g |

買う前に確認したいこと
- 持っているカメラが L マウントか。S シリーズは L マウントで、G シリーズはマイクロフォーサーズのためレンズは付かない
- 重さは、ボディと合わせて1日持ち歩ける範囲か
- フィルター径は何mmか。62mmから82mmまであり、保護フィルターは径ごとに必要
- レンズ内の手ブレ補正(O.I.S.)があるか。20-60mm、18-40mm、40mm F2 は公式ページに記載がない
- 公式ページに「お取扱い先を限定」と書かれたレンズは、購入先を先に確かめた
S シリーズのボディは、パナソニックの仕様表ではいずれもボディ内5軸の手ブレ補正を備えています。O.I.S. のない単焦点でも、ボディ側の補正を使えます。
S 24-105mm と S 70-300mm は、ボディ内とレンズ内の補正を連動させる Dual I.S.2 に対応します。望遠の手持ち撮影では、この組み合わせが目安です。
マイクロフォーサーズのレンズが気になる人は、次の記事で OM SYSTEM との共用を確かめられます。
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よくある質問
シグマなど他社のLマウントレンズも付けられますか?
付けられます。L-Mount Alliance の公式サイトは、加盟メーカーのカメラとレンズを組み合わせて使える規格と説明しています。
細かい機能の対応は、組み合わせごとに各社の公式ページで確認してください。
Sシリーズのレンズは価格がわかりますか?
パナソニックの公式ページでは、記事に取り上げたレンズはオープン価格です。価格は販売店やパナソニックの公式通販で確認してください。
1本だけ買うなら標準ズームと単焦点のどちらですか?
キットレンズがない場合は標準ズームです。20-60mm なら約350gで、広角から60mmまでをカバーします。単焦点は2本目として足すと、背景をぼかす撮り方が加わります。


