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ニコンのフルサイズ機には、2450万画素の機種が何台も並びます。画素数では選べないので、迷ったら重さ、ファインダー、動画、連写の4つで分けるのが早いです。
2026年10月23日には、ファインダーを省いたフルサイズの Z5IIC が出ました。この記事では、ケースごとに同じニコンの中でどれを選ぶかを数字で書きます。
ニコンの価格はすべてオープン価格なので、価格は載せていません。
情報
ケース別の結論
- 軽いフルサイズ: Z5IIC(約620g、ファインダーなし)
- 初めてのフルサイズ: Z5II(約700g、ファインダーあり)
- 動画も撮る: Z6III(5.4K 60p、ファインダー約576万ドット)
- 動きもの・プロ: Z8(約910g、最大約120コマ/秒)
- 高画素: Z7II(約4575万画素、約705g)
- 見た目: Zf(フルサイズ)か Zfc(APS-C)
- APS-C: Z50II、Vlog なら Z30


画像出典:ニコン 公式
軽いフルサイズがほしい
選ぶなら Z5IIC です。バッテリーとカード込みで約620gと、ニコンのフルサイズ現行機でいちばん軽い機種です。
幅134×高さ80.5×奥行72mmで、Z5II より高さが20mm低くなっています。
Z5IICとZ5IIの本体を実寸で比べる
ボタンを押すと、ドラッグで回転、ピンチやホイールで拡大できます。矢印キーで回転、プラスとマイナスで拡大。Escで操作を終えます。ページのスクロールは、操作を始めるまで妨げません。
| 名称 | 幅mm | 奥行mm | 高さmm |
|---|---|---|---|
| Z5IIC | 134 | 72 | 80.5 |
| Z5II | 134 | 72 | 100.5 |
| スマートフォン(目安) | 150 | 72 | 8 |
外形寸法の直方体表示。実際の形状とは異なります。製品の寸法はメーカー公式の記載値、「目安」は一般的な大きさです。床の格子は50mm間隔。「重ねて比べる」では幅の中心と手前の端を揃えて重ねます。
軽くできた理由はファインダーです。Z5IIC には付いておらず、背面の3.2型バリアングル液晶で構図を決めます。ボディ内5軸手ブレ補正と4K 60pは備えています。
レンズも軽くすると差が出ます。Z 24-50mm f/4-6.3(約195g)と組むと、合わせて約815gです。ファインダーが要るなら、次の Z5II に進みます。
初めてのフルサイズ
迷ったら Z5II です。2450万画素、ボディ内5軸手ブレ補正、約369万ドットのファインダー、4K 60pが揃っています。拡張の連写は約14コマ/秒、動画は最長125分です。
Z5IIC との差は約80gと、ファインダーの有無です。重さは約700gで、同じ2450万画素で一段上の Z6III(約760g)とも60gしか違いません。
Z5IIC、Z5II、Zf、Z6III、Z7IIの比較
横にスクロールして比較できます →
Nikon Z5IIC | Nikon Z5II | Nikon Zf | Nikon Z6III | Nikon Z7II | |
|---|---|---|---|---|---|
| 発売日 | ◎ 2026/10/23 | 2025/04/25 | 2025/09/26 | 2024/07/12 | 2020/12/11 |
| メーカー価格 | — | — | — | オープンプライス | — |
| メーカー | ニコン | ニコン | ニコン | ニコン | ニコン |
| レンズマウント | ニコン Z マウント | ニコン Z マウント | ニコン Z マウント | ニコン Z マウント | ニコン Z マウント |
| 記録フォーマット | NEF(RAW)/ JPEG / HEIF | — | NEF(RAW)/ JPEG / HEIF | NEF(RAW)/ JPEG / HEIF | NEF(RAW)/ JPEG |
| 型番 | Z5IIC | Z5II | Zf | Z6III | Z7II |
| 画素数 | 2450万画素 | 有効2450万画素 | 2450万画素 | 2450万画素 | ◎ 4575万画素 |
| センサーサイズ | フルサイズ/FX(35.9×23.9mm CMOS) | 35.9×23.9mmサイズCMOSセンサー、フルサイズ/ニコンFXフォーマット | フルサイズ/FX(35.9×23.9mm CMOS) | フルサイズ/FX(35.9×23.9mm CMOS) | フルサイズ/FX(35.9×23.9mm CMOS) |
| ISO | ISO100〜64000(拡張 約ISO204800相当) | — | ISO100〜64000(拡張 約ISO204800相当) | ISO100〜64000(拡張 約ISO204800相当) | ISO64〜25600(拡張 約ISO102400相当) |
| 連写性能 | 高速連続撮影(拡張)約14コマ/秒(JPEG時) | 高速連続撮影(拡張)約14コマ/秒(サイレントモードONで約15コマ/秒) | 高速連続撮影(拡張)約14コマ/秒 | 高速連続撮影(拡張)約14コマ/秒(電子シャッター時約20コマ/秒)、ハイスピードフレームキャプチャー+ 最大約120コマ/秒 | 高速連続撮影(拡張)約10コマ/秒 |
| 液晶モニタ | 3.2型バリアングル式タッチパネル 約104万ドット | バリアングル 3.2型 約210万ドット | 3.2型バリアングル式タッチパネル 約210万ドット | 3.2型バリアングル式タッチパネル 約210万ドット | 3.2型チルト式タッチパネル 約210万ドット |
| ファインダー形式 | なし | 0.5型 Quad-VGA OLED 約369万ドット | 0.5型 Quad-VGA OLED 約369万ドット | 0.5型 OLED 約576万ドット | 0.5型 Quad-VGA OLED 約369万ドット |
| バッテリータイプ | EN-EL15c | — | EN-EL15c | EN-EL15c | EN-EL15c |
| 記録メディア | SD(UHS-II対応) | — | SD(UHS-II対応)/ microSD(UHS-I対応) | CFexpress(Type B)/ XQD / SD(UHS-II対応) | CFexpress(Type B)/ XQD / SD(UHS-II対応) |
| 手ブレ補正機構 | センサーシフト方式5軸補正 | イメージセンサーシフト方式5軸補正 | センサーシフト方式5軸補正 | センサーシフト方式5軸補正 | センサーシフト方式5軸補正 |
| スロット | 1 | — | 2 | 2 | 2 |
| インターフェース | USB Type-C / HDMI Type D / マイク入力(φ3.5mm) | — | USB Type-C / HDMI Type D / マイク入力(φ3.5mm) / ヘッドホン出力(φ3.5mm) | USB Type-C / HDMI Type A / マイク入力(φ3.5mm) / ヘッドホン出力(φ3.5mm) | USB Type-C / HDMI Type C / マイク入力(φ3.5mm) / ヘッドホン出力(φ3.5mm) |
| 動画記録画素数 | 4K 60p(DX固定)、フルHD 120p | — | 4K 60p、フルHD 120p | 6K RAW 60p、5.4K 60p、4K 120p、フルHD 240p | 4K 60p、フルHD 120p |
| 動画ファイル形式 | NEV / MOV / MP4 | — | MOV / MP4 | NEV / MOV / MP4 | MOV / MP4 |
| Bluetooth | Ver.5.0 | — | Ver.5.0 | Ver.5.0 | Ver.4.2 |
| 本体サイズ | 約134.0×80.5×72.0mm | 約134×100.5×72mm | 約144×103×49mm | 約138.5×101.5×74mm | 約134×100.5×69.5mm |
| 重量 (g) | 620 | 約700g(バッテリーおよびメモリーカードを含む、ボディーキャップ、アクセサリーシューカバーを除く)、約620g(本体のみ) | 710 | 760 | 705 |
| タッチパネル | — | — | — | あり | — |
| Wi-Fi | — | — | — | IEEE802.11b/g/n/a/ac | — |
| シャッタースピード | — | — | — | 1/8000〜30秒(電子シャッター時 最速1/16000秒) | — |
| AFセンサー測距点 | — | — | — | 273点(シングルポイントAF時)/ 299点(オートエリアAF時) | — |
| 映像圧縮方式 | — | — | — | N-RAW(12bit)/ ProRes RAW HQ / ProRes 422 HQ / H.265 / H.264 | — |
| 購入 |
◎ は選んだ中で最も優れた値(価格は最安、発売日は最新)。併記や範囲の値には付けていません。
※ 価格・仕様は変動する場合があります。購入前に各販売ページをご確認ください。
動画も撮りたい
Z6III を選びます。5.4K 60pと4K 120pの記録に対応します。ファインダーは約576万ドットで、Z5II の約369万ドットより細かい仕様です。
バリアングル液晶で、重さは約760gです。
もっと動画寄りなら、ファインダーを省いた Z CINEMA の ZR(約630g)があります。5.4K 60pと4K 120pに対応します。8K 30p まで使うなら Z8 です。
動きものを撮る、仕事で使う
Z8 が基準になります。高速連続撮影は約10〜20コマ/秒で、ハイスピードフレームキャプチャー+なら最大約120コマ/秒です。8K 30pも撮れて、重さは約910gです。
Z9 は約1340gと430g重くなる代わりに、縦位置グリップが一体です。縦位置を多用する現場でなければ、Z8 で済みます。
Z6III も拡張で約14コマ/秒(電子シャッターで約20コマ/秒)出ます。Z8 との差は連写の上限で、Z6III は約760g、Z8 は約910gです。
高画素で風景を撮りたい
4500万画素超なら Z7II です。約4575万画素で、約705gとフルサイズの高画素機では軽い部類です。
ファインダーは約369万ドットで、CFexpress Type Bのカードにも対応します。
弱点は2点あります。連写が約10コマ/秒止まりであることと、動画の最長記録が29分59秒であることです。Z8(約4571万画素)は連写と動画で上回りますが、約910gになります。
デザインで選ぶ Zf と Zfc
Zf はフルサイズで、約2450万画素、5軸手ブレ補正、約369万ドットのファインダー、4K 60pです。約710gで、Z5II とは重さが10g違います。
Zfc は APS-C で約2088万画素、約445gです。ボディ内手ブレ補正はなく、動画は4K 30pまでです。見た目と軽さを取り、機能はレンズ側の補正に任せる機種です。
APS-C で写真も動画も
Z50II を選びます。約2088万画素、約550gで、ファインダーは約236万ドット、動画は4K 60pで最長125分です。
Z50II もボディ内手ブレ補正はなく、レンズ側のVRに頼ります。ボディ内補正がほしいなら、フルサイズの Z5IIC(約620g)になります。
Vlogで使いたい
Z30 です。約405gでZマウント機でいちばん軽く、背面はバリアングル液晶です。ファインダーはなく、動画は4K 30pまでです。
4K 60pで撮りたい場合は、約550gの Z50II を選びます。
Z50II、Z30、Zfcの比較
横にスクロールして比較できます →
Nikon Z50II | Nikon Z30 | Nikon Zfc | |
|---|---|---|---|
| 発売日 | ◎ 2024/12 | 2022/08/05 | 2021/07/23 |
| 参考価格(通貨・時点・条件を併記) | 約149,000円 (レンズキット) / 約187,000円 (ダブルズームキット)(定価(税込)) | — | — |
| メーカー | ニコン | ニコン | ニコン |
| 型番 | Z50II | Z30 | Zfc |
| レンズマウント | Zマウント | ニコン Z マウント | ニコン Z マウント |
| 画素数 | 2088万画素 | 2088万画素 | 2088万画素 |
| センサーサイズ | APS-C (DXフォーマット CMOS) | APS-C/DX(23.5×15.7mm CMOS) | APS-C/DX(23.5×15.7mm CMOS) |
| ISO | ISO100-51200 | ISO100〜51200(拡張 約ISO204800相当) | ISO100〜51200(拡張 約ISO204800相当) |
| 連写性能 | 最大約30コマ/秒 (C30・JPEG) | 高速連続撮影(拡張)約11コマ/秒 | 高速連続撮影(拡張)約11コマ/秒 |
| シャッタースピード | 1/4000〜30秒 | — | — |
| 記録フォーマット | JPEG / HEIF / RAW | NEF(RAW)/ JPEG | NEF(RAW)/ JPEG |
| 液晶モニタ | 3.2型バリアングル 約104万ドット | 3.0型バリアングル式タッチパネル 約104万ドット | 3.0型バリアングル式タッチパネル 約104万ドット |
| ファインダー形式 | 0.39型 OLED 約236万ドット (高輝度1000cd/m²) | なし | 0.39型 XGA OLED 約236万ドット |
| バッテリータイプ | EN-EL25a | EN-EL25 | EN-EL25 |
| 記録メディア | SD (UHS-II) | SD(UHS-I対応) | SD(UHS-I対応) |
| スロット | 1 | 1 | 1 |
| 防塵・防滴 | 配慮した設計 | — | — |
| 手ブレ補正機構 | なし (レンズ側VR+動画電子VR) | なし(レンズ内手ブレ補正のVRレンズ使用時のみ) | なし(レンズ内手ブレ補正のVRレンズ使用時のみ) |
| タッチパネル | あり | — | — |
| AFセンサー測距点 | 209点・EXPEED 7による9種類の被写体検出 | — | — |
| 動画記録画素数 | 4K60p (クロップ) / 4K30p (オーバーサンプリング) / フルHD120p | 4K 30p、フルHD 120p | 4K 30p、フルHD 120p |
| 動画ファイル形式 | MOV / MP4 | MOV / MP4 | MOV / MP4 |
| 映像圧縮方式 | H.265 / H.264 (N-Log対応) | — | — |
| Wi-Fi | あり | — | — |
| Bluetooth | あり | Ver.4.2 | Ver.4.2 |
| 本体サイズ | 127×96.8×66.5mm | 約128×73.5×59.5mm | 約134.5×93.5×43.5mm |
| 重量 (g) | 約550 (バッテリー含む) | 405 | 445 |
| カラー | ブラック | — | — |
| その他 | イメージングレシピ対応、ピクチャーコントロール専用ボタン | — | — |
| インターフェース | — | USB Type-C / HDMI Type D / マイク入力(φ3.5mm) | USB Type-C / HDMI Type D / マイク入力(φ3.5mm) |
| 購入 |
◎ は選んだ中で最も優れた値(価格は最安、発売日は最新)。併記や範囲の値には付けていません。
※ 価格・仕様は変動する場合があります。購入前に各販売ページをご確認ください。

他社の同クラスとの違い
フルサイズの軽さで比べるなら、キヤノンの EOS R8 Mark II が約546gです。ニコンは Z5IIC が約620gで、重さの条件は完全には同じではありません。
ニコンは同じ画素数のまま、ファインダーなし、標準、動画強化と選べる点が特徴です。他社の機種は、次の記事で選び方を書いています。
買う前に確認したいこと
- ファインダーなしで構図を決めてよいか(Z5IICとZ30、ZRはなし)
- 動画は4K 60pで足りるか、5.4K 60pが必要か
- 手ブレ補正は本体内かレンズ内か(Z50II、Z30、Zfcは本体内なし)
- 使いたいレンズが決まっているか
- 価格を販売店とニコンダイレクトで見たか(すべてオープン価格)
ボディを決めたら、次はレンズです。Zマウントの最初の1本と2本目は、こちらにまとめています。
よくある質問
Z5IICとZ5IIの違いは何ですか?
ファインダーの有無です。Z5IICは約620gでファインダーがなく、Z5IIは約700gで約369万ドットのファインダーが付きます。
画素数は同じ2450万画素で、どちらも5軸手ブレ補正と4K 60pに対応します。
ニコンの価格はいくらですか?
メーカー希望小売価格はすべてオープン価格です。この記事では価格を書いていません。ニコンダイレクトと販売店で確かめてください。
動画がメインなら Z6III と Z8 のどちらですか?
5.4K 60pと4K 120pで足りれば Z6III(約760g)です。8K 30pが必要なら Z8(約910g)になります。


