広告・アフィリエイトリンクを含みます。 編集方針
EOS R6 V は、R6 Mark III と同じフルサイズ機ですが、ファインダーとメカシャッターを持ちません。代わりに冷却ファンを内蔵し、動画を長く撮ることに振っています。
静止画は最大約3250万画素、連写は最高約40コマ/秒です。R6 Mark III と見間違えやすいので、省かれた部分を先に押さえておきます。
情報
この記事の結論
- 発売時期: 2026年6月
- 向く人: 動画を主役に、フルサイズで長回しやハイフレームレート撮影をしたい人
- 決め手: 7Kオープンゲート、4K 119.9p、冷却ファン内蔵、R6 Mark IIIより66,000円安い価格
- 価格帯: メーカー価格はオープン。キヤノンオンラインショップ価格(2026年11月時点)はボディ363,000円(税込)


画像出典:キヤノン公式
EOS R6 Vの主な仕様
キヤノンの希望小売価格はオープン価格です。表の363,000円は、ボディ単体のキヤノンオンラインショップ価格(2026年11月時点)です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売時期 | 2026年6月 |
| 価格(ボディ、キヤノンオンラインショップ価格) | 363,000円(税込) |
| 撮像素子 | フルサイズCMOS、最大約3250万画素 |
| ファインダー | なし(3.0型モニター、約162万ドット) |
| シャッター | 電子シャッターのみ。連写は最高約40コマ/秒 |
| 動画 | 7Kオープンゲート、4K 119.9p、フルHD 179.8p |
| 重量 | 約688g(バッテリー、CFexpress含む) |
| カード | CFexpress Type BとSD(UHS-II) |

動画に振った機能と冷却ファン
7Kオープンゲートは3:2の広い画角で、30pまで記録できます。横長の7K DCIなら、7K 60pのRAWも撮れます。
4K 120pはクロップなしです。Canon Log 2と3、ベースISO 800と6400にも対応します。
ボディ前面にはRECボタンとタリーランプがあり、自分撮りでも録画の状態が分かります。
冷却ファンを内蔵しながら、防塵・防滴性能も備えています。ファンの役目は、熱による録画停止を抑えることです。
公式の資料では、4K DCI 119.4fpsの記録はファン停止時が約40分、ファン作動時は制限なしとされています。
AFはR6 Mark IIIと同等のアルゴリズムです。カメラに登録した人物(最大10名)を優先して検出できます。

R6 Mark IIIとNikon ZRの比較
同じ動画寄りのフルサイズ機では、ニコンの Nikon ZR が競合です。ファンを持たない約630gの小型機で、4.0型のバリアングルモニターを備えます。
EOS R6 V、EOS R6 Mark III、Nikon ZRの比較
横にスクロールして比較できます →
Canon EOS R6 V | Canon EOS R6 Mark III | Nikon ZR | |
|---|---|---|---|
| 発売日 | ◎ 2026/06 | 2025/11/21 | 2025/10/24 |
| 参考価格(通貨・時点・条件を併記) | オープン価格(定価(税込)) | 429,000円(キヤノンオンラインショップ価格) | オープンプライス |
| メーカー | キヤノン | キヤノン | ニコン |
| 型番 | EOS R6 V(ボディー商品コード:7250C001 / JAN:4549292249811) | — | ZR |
| センサーサイズ | 35mmフルサイズ | 35mmフルサイズ CMOS | フルサイズ/FX(35.9×23.9mm CMOS) |
| 画素数 | ◎ 最大約3250万画素 | ◎ 最大約3250万画素 | 2450万画素 |
| 重量 (g) | 688 | 699 | 630 |
| レンズマウント | キヤノン RFマウント | キヤノン RFマウント | ニコン Z マウント |
| 連写性能 | 最高約40コマ/秒(電子シャッター) | 最高約40コマ/秒(電子シャッター) | 高速連続撮影(拡張)約20コマ/秒 |
| 液晶モニタ | 3.0型 約162万ドット | 3.0型 約162万ドット | 4.0型バリアングル式タッチパネル 約307万ドット |
| ファインダー形式 | なし | 0.5型 OLED 約369万ドット | なし |
| バッテリータイプ | LP-E6P | LP-E6P | EN-EL15c |
| 記録メディア | CFexpressメモリーカード / SD(UHS-II対応) | CFexpress Type B + SD(UHS-II)の2スロット | CFexpress(Type B)/ microSD(UHS-I対応) |
| 手ブレ補正機構 | ボディー内5軸手ブレ補正 | ボディー内手ブレ補正(中心最大8.5段) | センサーシフト方式5軸補正 |
| 動画記録画素数 | 7Kオープンゲート、4K 119.9p、フルHD 179.8p | 7Kオープンゲート記録対応 | 5.4K 60p、4K 120p、フルHD 240p |
| 本体サイズ | 約141.8×83.3×79.7mm | 約138.4×98.4×88.4mm | 約134×80.5×49mm |
| センサー | — | フルサイズ 約3250万画素 | — |
| 記録フォーマット | — | — | NEF(RAW)/ JPEG / HEIF |
| ISO | — | — | ISO100〜64000(拡張 約ISO204800相当) |
| スロット | — | — | 2 |
| インターフェース | — | — | USB Type-C / HDMI Type D / マイク入力(φ3.5mm)(ライン入力対応) |
| 動画ファイル形式 | — | — | NEV / MOV / MP4 |
| Bluetooth | — | — | Ver.5.0 |
| 購入 |
◎ は選んだ中で最も優れた値(価格は最安、発売日は最新)。併記や範囲の値には付けていません。
※ 価格・仕様は変動する場合があります。購入前に各販売ページをご確認ください。
R6 Mark IIIは約699gで、約369万ドットのファインダーとメカシャッターを備えます。
キヤノンオンラインショップ価格(2026年11月時点)は429,000円です。R6 Vとの差額は66,000円になります。
ZRは4K 119.88pの撮影範囲がAPS-Cサイズになる、とニコンが注記しています。R6 Vの4K 120pはクロップなしなので、ここは差になります。
向く人と向かない人
メリット
- 7Kオープンゲートと4K 119.9pに対応する
- 冷却ファンで長回しの熱に備えられる
- R6 Mark IIIより66,000円安い
- 前面にRECボタンとタリーランプがある
デメリット
- ファインダーがない
- メカシャッターがなく、電子シャッターのみ
- RAW記録はカード容量を大きく使う
- 撮影可能枚数は約640枚(省電力優先、ファン停止時)
ファインダーがない不便さ
構図は3.0型・約162万ドットの背面モニターで決めます。ファインダーに目を当ててカメラを支える構え方はできません。
写真が中心なら、約369万ドットのファインダーを持つR6 Mark IIIが候補になります。
電子シャッターのみの注意点
シャッターは電子式だけで、ローリングシャッター歪みが出ることがあると公式に注記されています。速く動く被写体や、画面を横に振る撮影では確かめておきたい点です。
最高速は1/16000秒ですが、TvとMモードに限られます。フラッシュ同調は1/60秒です。
4K 120pとファンの設定
4K 120pはクロップなしですが、フルHDの179.8fpsと150fpsでは、119.9fps以下より画角が切り取られます。
ファンを止めた状態では、記録の種類によって熱の限界が来ます。
RAWと2Kプロキシの59.94fpsは、ファン停止で約33分、作動で約120分以上です。長く回すなら、ファンを作動させる設定を撮影前に確かめます。
端子とボディの大きさ
大きさは約141.8×83.3×79.7mmで、本体のみの質量は約598gです。ボディ内手ブレ補正を搭載し、レンズ側の光学式手ブレ補正と協調して働きます。
端子はHDMIタイプA、USB Type-C(10Gbps相当、充電・給電対応)、マイク入力とヘッドホンの3.5mmジャックです。Ethernet端子はありません。
音声はLPCM 24bit 4CHまで記録でき、タイムコードはレックランとフリーランを選べます。バッテリーはLP-E6Pを使い、旧型のLP-E6は使えません。
RAWはカードをすぐ使う
7Kオープンゲートの標準RAW(29.97fps)は、256GBのカードで約13分、1TBで約51分です。
軽量RAW(59.94fps、6960×3672)でも、256GBで約14分です。
カードはCFexpress Type Bが前提です。長く撮るなら、大容量のカードを複数そろえる計画が要ります。
R6 Vを選ぶ条件
- ファインダーなしでも、背面モニターで撮れる
- 電子シャッターのみで、歪みが許せる
- 7Kや4K 120pを使う予定がある
- CFexpress Type Bのカードを用意できる
- R6 Mark IIIとの66,000円差を、動画機能に使える
レンズやほかの機種は、次の記事で選び方をまとめています。
よくある質問
R6 VとR6 Mark IIIはどう違いますか?
R6 Vはファインダーとメカシャッターがなく、冷却ファンを内蔵します。R6 Mark IIIはそれらがあり、約699gです。価格は363,000円と429,000円です。
価格は363,000円で固定ですか?
固定ではありません。希望小売価格はオープン価格で、363,000円はボディ単体のキヤノンオンラインショップ価格(2026年11月時点)です。
Nikon ZRとの違いは何ですか?
ZRは約630gでファンがなく、4.0型のバリアングルモニターを備えます。R6 Vはファン内蔵で、4K 120pがクロップなしです。
動画を長く撮るなら
- 動画主体で、ファインダーがなくてよい人は、EOS R6 V
- 写真も撮り、ファインダーがほしい人は、EOS R6 Mark III
- 小型でファンなしの動画機を探す人は、Nikon ZR
価格は2026年11月時点のキヤノンオンラインショップ価格です。動画の連続記録時間は、ファンの設定と記録形式で変わります。


