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コンデジは、センサーの大きさとレンズで性格が大きく変わります。1/2.3型で光学30倍のものもあれば、APS-Cの単焦点機もあり、重さは約240gから約1,400gまで開きます。
型番を並べても違いは見えにくいので、持ち歩き方と撮りたいものでケースを分けました。価格は公式に出ているものだけを書いています。
情報
この記事の結論
- ポケットに入れて毎日スナップ: GR IV(APS-C、28mm相当、262g)
- 写真も動画も1台で: PowerShot V1(1.4型、16-50mm相当)
- ポケットに入るズーム機、ファインダー付き: RX100 VII(302g、24-200mm相当)
- ファインダーで覗く単焦点: X100VI(APS-C 約4020万画素、521g)
- 旅行で望遠まで: LUMIX TZ99(光学30倍、322g)、画質寄りなら TX3(15倍)
- 水辺や雨の日: OM SYSTEM Tough TG-7(防水15m、249g)

上着のポケットに入れて旅行で撮りたい
RX100 VIIは、302gで24-200mm相当の8倍ズームを積んだ1.0型機です。0.39型の約236万ドットのファインダーも付いています。
動画は4K 30pまで、発売は2019年8月です。ソニーの価格はオープン価格になります。

画像出典:ソニー公式 RX100 VII
キヤノンのG7 X Mark III(24-100mm相当 F1.8-2.8、304g)も同じ1.0型ですが、2019年発売の旧世代です。キヤノンで選ぶなら、後で触れるPowerShot V1が今の主力になります。
画質を優先して単焦点で撮り歩きたい
ポケットに入る単焦点なら、2025年9月発売のRICOH GR IVです。APS-Cの約2574万画素に28mm相当 F2.8のレンズを組み合わせ、5軸の手ぶれ補正を備えます。
重さはバッテリーとカード込みで約262gです。ファインダーはなく、液晶を見て撮ります。
ファインダーを覗いて撮りたいなら、X100VIです。APS-Cの約4020万画素に、f23mm F2(35mm判換算で約35mm相当)の単焦点を組み合わせた機種です。
手ブレ補正は5軸6.0段、重さは521gです。
光学ファインダーと電子ファインダーを切り替えられるハイブリッド式で、動画は6.2K/30pまで撮れます。発売は2024年3月です。
同じ富士フイルムで軽さを取るなら、X halfがあります。1インチで約1774万画素、240gと小さく、光学ファインダーを備えますが、手ブレ補正はなく、動画はフルHDまでです。
3機種の外形寸法を、実寸の箱で並べます。
RX100 VII、X100VI、X halfを実寸で比べる
ボタンを押すと、ドラッグで回転、ピンチやホイールで拡大できます。矢印キーで回転、プラスとマイナスで拡大。Escで操作を終えます。ページのスクロールは、操作を始めるまで妨げません。
| 名称 | 幅mm | 奥行mm | 高さmm |
|---|---|---|---|
| RX100 VII | 101.6 | 42.8 | 58.1 |
| X100VI | 128 | 55.3 | 74.8 |
| X half | 105.8 | 45.8 | 64.3 |
| スマートフォン(目安) | 150 | 72 | 8 |
外形寸法の直方体表示。実際の形状とは異なります。製品の寸法はメーカー公式の記載値、「目安」は一般的な大きさです。床の格子は50mm間隔。「重ねて比べる」では幅の中心と手前の端を揃えて重ねます。
2026年6月発売のLUMIX L10は、4/3型の約2040万画素で、24-75mm相当 F1.7-2.8のズームを備えます。508gで、5.6K/60pまで撮れます。
Vlogや自撮りを中心に使いたい
写真も動画も1台で撮るなら、キヤノンのPowerShot V1です。1.4型センサーに16-50mm相当のズームを組み合わせ、自撮りでも背景まで広く入ります。
重さは約426gです。
予算を抑えるなら、ソニーのZV-1 II(292g)です。バリアングル液晶と電子式の手ブレ補正を備え、動画は4K 30pです。
もっと軽くするなら、単焦点20mmのZV-1F(256g)か、キヤノンのPowerShot V10(211g)です。
ここで挙げた4機種はどれもファインダーがなく、液晶を見ながら撮ります。動画寄りの機種は、別の記事でミラーレスとまとめて比べています。
旅行やイベントで望遠まで撮りたい
高倍率の機種は、倍率とセンサーの大きさが引き換えになります。
| 機種 | 光学ズーム(35mm判換算) | センサー・重さ |
|---|---|---|
| LUMIX TZ99 | 24-720mm相当(30倍) | 1/2.3型、322g |
| LUMIX TX3 | 24-360mm相当(15倍) | 1.0型、337g |
| ソニー RX10 V | 24-600mm相当(25倍) | 1.0型、1,111g |
| ニコン COOLPIX P1100 | 3000mm相当まで(125倍) | 1/2.3型、1,410g |
軽さと倍率のバランスはTZ99、画質を落としたくないならTX3です。どちらもパナソニックのオープン価格で、TX3の動画は4K 30pです。
RX10 VはF2.4-4.0と望遠側でも明るい代わりに、重さが1kgを超えます。ソニーの価格はオープン価格です。
月や野鳥を撮りたいならP1100の3000mm相当が届きます。ただしセンサーはTZ99と同じ1/2.3型で、重さは1,410gあります。
水辺や雨の日、アウトドアで撮りたい
TG-7は防水15m(IPX8)、防塵(IP6X)、耐衝撃2.1mのタフ機です。249gで、1200万画素の1/2.33インチ、動画は4K 30pまで撮れます。
画素数やセンサーの大きさより、壊れにくさと、水に濡れても気にならないことを優先する人向けの1台です。
OM SYSTEMの価格はオープン価格です。
主要機種のスペック比較
GR IV、RX100 VII、TX3の比較
横にスクロールして比較できます →
RICOH GR IV | Sony Cyber-shot RX100 VII (DSC-RX100M7) | | |
|---|---|---|---|
| 発売日 | ◎ 2025/09/12 | 2019/08/30 | — |
| 参考価格(通貨・時点・条件を併記) | 194,800円(2026年7月改定で+15,300円)(発売時価格) | オープン価格(発売時) | オープン価格 |
| メーカー | RICOH | ソニー | パナソニック |
| センサー | APS-C 25.74MP | — | — |
| レンズ | 28mm相当 F2.8(5群7枚・非球面3枚) | — | — |
| 手ブレ補正機構 | 5軸 | 光学式(動画はインテリジェントアクティブモード対応) | 光学式手ブレ補正 |
| 内蔵ストレージ | 53GB(microSD対応) | — | — |
| 型番 | — | DSC-RX100M7 | DC-TX3 |
| レンズマウント | — | レンズ一体型 | レンズ一体型 |
| 焦点距離(35mm換算) | — | f=9.0-72mm F2.8-4.5 光学8倍ズーム(35mm判換算24-200mm) | — |
| 画素数 | — | 有効 約2010万画素 | 約2010万画素 |
| センサーサイズ | — | 1.0型(13.2×8.8mm)Exmor RS CMOS | 1.0型 裏面照射型CMOS |
| ISO | — | ISO100-12800(拡張ISO64/80) | — |
| 連写性能 | — | 最高約20コマ/秒(ブラックアウトフリー) | — |
| 液晶モニタ | — | 3.0型 約92万ドット チルト式(上約180°・下約90°) | — |
| ファインダー形式 | — | 0.39型 OLED 約236万ドット | — |
| バッテリータイプ | — | NP-BX1 | — |
| 記録メディア | — | SDXC/SDHC、メモリースティック | — |
| インターフェース | — | マルチ/マイクロUSB、HDMIマイクロ、マイク端子(3.5mm) | — |
| 動画記録画素数 | — | 4K(3840×2160)30p/24p | 4K 30p |
| 動画ファイル形式 | — | XAVC S/AVCHD | — |
| Wi-Fi | — | IEEE802.11b/g/n(2.4GHz) | — |
| 本体サイズ | — | 101.6×58.1×42.8mm | — |
| 重量 (g) | — | 302 | 337 |
| その他 | — | 重量はバッテリー・メモリーカードを含む(公式仕様表) | — |
| 購入 |
◎ は選んだ中で最も優れた値(価格は最安、発売日は最新)。併記や範囲の値には付けていません。
※ 価格・仕様は変動する場合があります。購入前に各販売ページをご確認ください。
X100VI、LUMIX L10、X halfの比較
横にスクロールして比較できます →
FUJIFILM X100VI | | | |
|---|---|---|---|
| 発売日 | 2024/03/28 | ◎ 2026/06/18 | 2025/06/26 |
| 発売時価格 | — | オープン価格 | オープン価格(メーカー希望小売価格の設定なし) |
| メーカー | 富士フイルム | パナソニック | 富士フイルム |
| センサー | APS-C 4020万画素 X-Trans CMOS 5 HR | — | — |
| レンズ | f=23mm(35mm判換算約35mm相当)F2.0 | — | f=10.8mm(35mm判換算約32mm相当)F2.8 |
| 手ブレ補正機構 | センサーシフト方式5軸補正(最大6.0段) | レンズ駆動方式 2軸 POWER O.I.S.、動画電子補正 | なし(ボディ内手ブレ補正非搭載) |
| 型番 | X100VI | DC-L10 | X half(FUJIFILM X-HF1) |
| レンズマウント | レンズ一体型 | レンズ一体型 | レンズ一体型 |
| 画素数 | 約4020万画素 | 有効 約2,040万画素 | 約1774万画素 |
| センサーサイズ | APS-C(23.5×15.7mm)X-Trans CMOS 5 HR | 4/3型 裏面照射型(BSI)CMOS | 1インチ(13.3×8.8mm) |
| ISO | ISO125〜12800(拡張ISO64〜51200) | 静止画 AUTO/50(拡張)/100~25600 | ISO200〜12800 |
| 連写性能 | 最高約20コマ/秒(電子シャッター、1.29xクロップ) | メカシャッター 11コマ/秒(AFS/MF時)、電子シャッター最大30コマ/秒 | — |
| 液晶モニタ | 3.0型 チルト式タッチパネル 約162万ドット | 3.0型(3:2)静電容量式タッチパネル液晶 | 2.4型 タッチパネル 約92万ドット |
| ファインダー形式 | ハイブリッドビューファインダー(OVF:電子式ブライトフレーム、倍率約0.52倍 / EVF:0.5型有機EL 約369万ドット) | 0.39型 有機EL(OLED) ライブビューファインダー | 逆ガリレオ式光学ファインダー(倍率約0.38倍、視野率約90%) |
| バッテリータイプ | NP-W126S | DMW-BLK22 | NP-W126S |
| 記録メディア | SD / SDHC / SDXC(UHS-I) | SD/SDHC/SDXCメモリーカード(UHS-I/UHS-II対応) | SD / SDHC / SDXC(UHS-I) |
| インターフェース | USB Type-C(USB 10Gbps)/ HDMIマイクロ(Type D)/ 2.5mmマイク・リモートレリーズ兼用 | USB Type-C(USB 10Gbps)、外部マイク入力(3.5mm) | USB Type-C(USB2.0)/ コールドシュー |
| 動画記録画素数 | 6.2K/30p | 5.6K/60p(10bit)、C4K/4K 120p(10bit) | フルHD |
| 本体サイズ | 128.0×74.8×55.3mm | 約127.1×73.9×66.9mm | 105.8×64.3×45.8mm |
| 重量 (g) | 521 | 508 | 240 |
| 焦点距離(35mm換算) | — | 10.9mm~34mm(35mm判換算24mm~75mm)F1.7-2.8 | — |
| シャッタースピード | — | メカ 60~1/2000秒、電子 60~1/32000秒 | — |
| 記録フォーマット | — | JPEG/RAW/HEIF | — |
| タッチパネル | — | 対応 | — |
| AFセンサー測距点 | — | 像面位相差AF 最大779点/コントラストAF 最大315点 | — |
| 動画ファイル形式 | — | MP4/MP4(Lite)/MOV | — |
| 映像圧縮方式 | — | H.264/MPEG-4 AVC、H.265/HEVC | — |
| Wi-Fi | — | 2.4GHz IEEE 802.11b/g/n、5GHz IEEE 802.11a/n/ac | — |
| Bluetooth | — | v5.0(BLE) | — |
| その他 | — | 約508g(バッテリー・SDカード含む)、静止画撮影可能枚数約420枚(モニター時・DMW-BLK22使用時)、USB充電・給電対応 | — |
| 防塵・防滴 | — | 防塵防滴の記載なし | — |
| 購入 |
◎ は選んだ中で最も優れた値(価格は最安、発売日は最新)。併記や範囲の値には付けていません。
※ 価格・仕様は変動する場合があります。購入前に各販売ページをご確認ください。

コンデジ以外の選択肢
予算が10万円台前半までで、レンズを替えたいなら、ミラーレスの入門機も候補になります。センサーが大きくなる分、レンズ込みの重さは増えます。
動画だけなら、DJIのポケットカメラも選択肢です。
メーカーごとの現行機種は、各社の記事で並べています。
買う前に確認したいこと
- ファインダーの有無(RX100 VIIとX100VIは付き、GR IV・PowerShot V1・ZV-1 IIは無し)
- ズームの範囲が使い道に足りるか(24-100mm相当か、24-720mm相当か)
- 重さがバッテリー・カード込みの値か(GR IVは込みで約262g、本体のみ約228g)
- X halfは手ブレ補正がなく、動画はフルHDまで
- 価格は、各メーカーの公式ページで最新を見た
よくある質問
スマホではなくコンデジを選ぶ理由はありますか?
光学ズームと大きなセンサーです。RX100 VIIは302gで24-200mm相当の光学ズームを持ち、スマホの画像処理によるズームとは仕組みが異なります。
1.0型とAPS-Cはどれくらい違いますか?
1.0型は13.2×8.8mm、X100VIのAPS-Cは23.5×15.7mmです。大きい方が暗所に有利ですが、X100VIは521gと重く、ズームもありません。
レンズ交換式とコンデジはどちらがよいですか?
レンズを替えたい、被写界深度を大きくぼかしたいならミラーレスです。ポケットに入れて常に持ち歩くなら、コンデジに分があります。
