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OM SYSTEMのカメラは型番だけでは違いが分かりません。この記事で扱う6機種でも、重さは249gから599gまで約2.4倍開きます。
全機種がマイクロフォーサーズなので、センサーの大きさは同じです。違いは重さ、手ブレ補正、連写、防塵防滴、ファインダーの有無に出ます。
価格はどの機種もオープン価格なので、ここでは数字を書きません。最新の価格は販売店で確認してください。
情報
ケース別の結論
- 野鳥・スポーツ: OM-1 Mark II(補正8.5段、静音連写は最高約120コマ/秒)
- 軽くて上位の性能: OM-3(496g、積層型センサー)
- 旅行・防塵防滴: OM-5 Mark II(418g、IP53)
- 最初の1台: OM-D E-M10 Mark IV(383g)
- ファインダーなしのデザイン: PEN E-P7(337g)
- 水辺・登山: Tough TG-7(249g、防水15m)


野鳥・スポーツならOM-1 Mark II
動く被写体を追うなら、OM-1 Mark IIです。積層型センサーで、メカシャッターは約10コマ/秒、静音連写SH1は最高約120コマ/秒です。
静音連写では、ピントと露出が1コマ目に固定されます。連続でピントを追わせたい場面は、メカシャッターを使います。
ボディ内手ブレ補正はボディ単体で8.5段、ファインダーは約576万ドットです。SDカードスロットは2つあります。

画像出典:OM SYSTEM 公式
初代OM-1は同じ599gで、補正は7.0段です。新しく買うなら、数字が上のMark IIが基本です。
軽くて上位の性能がほしいならOM-3
OM-3は496gで、OM-1 Mark IIより103g軽い機種です。同じ約2037万画素の積層型センサーを積み、静音連写の最高約120コマ/秒も同じです。

画像出典:OM SYSTEM 公式
差が出るのは、補正、ファインダー、連写、スロット数です。撮影可能枚数は、OM-3のほうが多い仕様です。

鳥やスポーツを撮り込まないなら、OM-3の軽さが効きます。
旅行・防塵防滴ならOM-5 Mark II
旅行や風景には、418gのOM-5 Mark IIが向きます。防塵防滴はIP53で、ボディ内手ブレ補正は中央6.5段、周辺5.5段です。
注意点は、IP53が防滴レンズと組み合わせたときの性能だという点です。公式の仕様表には、IPX1のレンズと組み合わせるとIPX1になる、と書かれています。
高倍率の1本で済ませたいなら、14-150mm F4.0-5.6 IIがあります。レンズ選びは、次の記事でまとめています。
最初の1台ならOM-D E-M10 Mark IV
最初の1台は、383gのOM-D E-M10 Mark IVが入口です。ボディ内手ブレ補正は4.5段で、4K 30pの動画に対応します。ファインダーも付いています。
公式の仕様表に、防塵防滴の記載はありません。雨の中で使う前提なら、OM-5 Mark IIを選ぶことになります。
OM-5 Mark IIより35g軽く、荷物を減らしたい人にも合います。
ファインダーなしのデザインならPEN E-P7
PEN E-P7は337gで、ファインダーがありません。ボディ内手ブレ補正は4.5段、4K 30pです。構図は背面モニターで決めます。
レビューで、使い勝手を詳しく確認できます。
水辺・登山ならTough TG-7
TG-7は249gのコンパクトです。防水15m(IPX8)、防塵(IP6X)、耐衝撃2.1mで、レンズ交換式の5機種とは用途が違います。

画像出典:OM SYSTEM 公式
センサーは1/2.33インチで、画素数は1200万です。画質より、濡れても落としても使える点を取る機種です。
6機種の比較表
OM-1 Mark II、OM-3、OM-5 Mark IIの比較
横にスクロールして比較できます →
OM SYSTEM OM-1 Mark II | OM SYSTEM OM-3 | OM SYSTEM OM-5 Mark II | |
|---|---|---|---|
| 発売日 | 2024/02/23 | 2025/03/01 | ◎ 2025/07/18 |
| 発売時価格 | オープン価格 | オープン価格 | オープン価格 |
| メーカー | OM SYSTEM | OM SYSTEM | OMデジタルソリューションズ |
| レンズマウント | マイクロフォーサーズマウント | マイクロフォーサーズマウント | マイクロフォーサーズ |
| 型番 | OM-1 Mark II | OM-3 | OM-5 Mark II |
| 画素数 | 約2037万画素 | 約2037万画素 | 約2037万画素 |
| センサーサイズ | 4/3型 裏面照射積層型 Live MOS | 4/3型 裏面照射積層型 Live MOS | 4/3型 Live MOS |
| ISO | ISO200〜102400(拡張 LOW 約80相当) | ISO200〜102400(拡張 LOW 約80相当) | ISO200〜25600(拡張 LOW 約64相当) |
| 連写性能 | 約10コマ/秒(メカシャッター)、静音連写SH1 最高約120コマ/秒 | 約6コマ/秒(メカシャッター)、静音連写SH1 最高約120コマ/秒 | 約6コマ/秒(メカシャッター)、静音連写H 約30コマ/秒 |
| 液晶モニタ | 3.0型 約162万ドット 2軸可動式 | 3.0型 約162万ドット 2軸可動式 | 3.0型 約104万ドット 2軸可動式 |
| ファインダー形式 | OLED 約576万ドット | OLED 約236万ドット | OLED 約236万ドット |
| バッテリータイプ | BLX-1 | BLX-1 | BLS-50 |
| 記録メディア | SD / SDHC / SDXC(UHS-I / II) ×2スロット | SD / SDHC / SDXC(UHS-I / II) | SD / SDHC / SDXC(UHS-I / II) |
| 手ブレ補正機構 | ボディー内5軸(ボディー単体8.5段) | ボディー内5軸(中央6.5段・周辺5.5段) | ボディー内5軸(中央6.5段・周辺5.5段) |
| インターフェース | USB Type-C / HDMIマイクロ(Type D) | USB Type-C / HDMIマイクロ(Type D) | USB Type-C |
| 動画記録画素数 | C4K/4K 60p | C4K/4K 60p | C4K 24p / 4K 30p |
| Bluetooth | Ver.4.2 | Ver.5.2 | Ver.5.2 |
| 防塵・防滴 | IP53 | IP53 | IP53 |
| 本体サイズ | 約134.8×91.6×72.7mm | 約139.3×88.9×45.8mm | 約125.3×85.2×52.0mm |
| 重量 (g) | 599 | 496 | 418 |
| 購入 |
◎ は選んだ中で最も優れた値(価格は最安、発売日は最新)。併記や範囲の値には付けていません。
※ 価格・仕様は変動する場合があります。購入前に各販売ページをご確認ください。
E-M10 Mark IV、PEN E-P7、TG-7の比較
横にスクロールして比較できます →
OM SYSTEM OM-D E-M10 Mark IV | OLYMPUS PEN E-P7 | OM SYSTEM Tough TG-7 | |
|---|---|---|---|
| 発売日 | 2020/09/18 | 2021/06/25 | ◎ 2023/10/13 |
| 発売時価格 | オープン価格 | オープン価格 | オープン価格 |
| メーカー | OM SYSTEM | Olympus | OM SYSTEM |
| レンズマウント | マイクロフォーサーズマウント | マイクロフォーサーズマウント | レンズ一体型 |
| 型番 | E-M10 Mark IV | E-P7 | TG-7 |
| 画素数 | ◎ 約2030万画素 | ◎ 約2030万画素 | 1200万画素 |
| センサーサイズ | 4/3型 Live MOS | 4/3型 Live MOS | 1/2.33インチ |
| ISO | ISO200〜25600(拡張 LOW 約100相当) | ISO200〜25600(拡張 LOW 約100相当) | ISO100〜12800 |
| 連写性能 | 約8.7コマ/秒(連写H) | 約8.7コマ/秒(連写H) | 約20コマ/秒(連写H、電子シャッター) |
| 液晶モニタ | 3.0型 約104万ドット チルト式 | 3.0型 約104万ドット チルト式 | 3.0型 約104万ドット |
| ファインダー形式 | OLED 約236万ドット | なし | なし |
| バッテリータイプ | BLS-50 | BLS-50 | LI-92B |
| 記録メディア | SD / SDHC / SDXC(UHS-I / II) | SD / SDHC / SDXC(UHS-I / II) | SD / SDHC / SDXC(UHS-I) |
| 手ブレ補正機構 | ボディー内5軸(4.5段) | ボディー内5軸(4.5段) | 撮像センサーシフト式(2.5段) |
| インターフェース | USB Micro-B / HDMIマイクロ(Type D) | USB Micro-B / HDMIマイクロ(Type D) | USB Type-C / HDMIマイクロ(Type D) |
| 動画記録画素数 | 4K 30p | 4K 30p | 4K 30p |
| Bluetooth | Ver.4.2 | Ver.4.2 | Ver.4.2 |
| 防塵・防滴 | なし(防塵防滴の記載なし) | なし(防塵防滴の記載なし) | 防水15m(IPX8)・防塵(IP6X)・耐衝撃2.1m |
| 本体サイズ | 約121.7×84.6×49mm | 約118.3×68.5×38.1mm | 約113.9×65.8×32.7mm |
| 重量 (g) | 383 | 337 | 249 |
| カラー | — | シルバー | — |
| 購入 |
◎ は選んだ中で最も優れた値(価格は最安、発売日は最新)。併記や範囲の値には付けていません。
※ 価格・仕様は変動する場合があります。購入前に各販売ページをご確認ください。
マイクロフォーサーズはフルサイズより小さい
センサーは、フルサイズが36.0×24.0mm、4/3型が17.4×13.0mmです。面積は計算上で約3.8分の1になります。

焦点距離は、同じ画角のフルサイズ換算で2倍になります。100-400mmのレンズは、200-800mm相当です。
ただし、ボディはフルサイズ機と比べて必ず軽いわけではありません。
フルサイズのキヤノン EOS R8 Mark IIは約546gで、OM-1 Mark IIの599gより軽い機種です。
小ささが効くのは、主にレンズです。100-400mmのズームは1,125g(三脚座とフードを除く)で、200-800mm相当の画角を得られます。
他社との違い
ほかのメーカーは、次の記事で選び分けています。
連写・防滴・ファインダーで決める
- 動く被写体を撮るなら、静音連写では1コマ目にピントが固定される点を許せる
- 雨や砂ぼこりで使うなら、レンズも防滴か確かめた
- ファインダーが必要か、背面モニターだけで足りるかを決めた
- ボディの重さより、使いたいレンズの重さを先に見た
- 水に濡れる場所なら、TG-7のような防水機が合うか考えた
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よくある質問
OM-1 Mark IIとOM-3は、どちらを選べばよいですか?
鳥やスポーツを撮り込むなら、補正8.5段でファインダーも細かいOM-1 Mark IIです。持ち歩きの軽さを優先するなら、103g軽いOM-3です。
OM-5 Mark IIは雨の中でも使えますか?
ボディはIP53の防塵防滴です。レンズが防滴でないと、全体の性能は下がります。公式の仕様表では、IPX1のレンズならIPX1になります。
価格はいくらですか?
メーカー価格はどの機種もオープン価格で、店によって変わります。最新の価格は販売店で確認してください。


